青色遊船がいよいよ初航海に出ると聞き
乗船してまいりました🙆


2/1(金)マチネ14:00公演を
ヤッホーさん、とらちゃん、としあきくん、恵一くんと観劇❗


青色遊船まもなく出航No.1
「迷路みたい」
-死ぬことは、生きる希望でした。
作演:白井ラテ
2019/1/31(木)~2/3(日)
@花まる学習会王子小劇場

出演
菊池真奈美(月子またはカゲ)
石垣エリィ(静海)
久津佳奈(京香)
星澤美緒(有馬)
川島江里奈(よもぎ)
千勢桐子(澤島有子)
井藤あやほ(根津)
眞庭美和(文乃)
大竹崇之 (良)

◆物語
満島月子は友達の結婚式に参加するため、沖縄にやって来た。式が早く終わった為、せっかくなので観光して帰ろうと傍にいた舟人に近くの離島まで連れて行ってもらう。
島は私有地で、オーナーである同年代の静海(しずみ)が迎えてくれた。
ひとときのリゾート気分に癒される月子。

しかし、静海は島の維持費を捻出する為、”安楽死ビジネス”に手を染めていて--

生きることは"正しさ"か。
予期せず死の島に迷い込んだ月子は、静海たちの選択に巻き込まれていく。

『あなたに「生きて」と言えなかった私は、何者なのだろう。』

迷いながらも自らの運命を選択していく9人の物語。
この島で過ごす最後の日。

↑各キャラクター解説はこちらを読んで下さい✨



父の死をきっかけに、腹違いの兄がいることを知った静海…。
腹違いの兄は、その存在を知られないために南の離島に軟禁されていた。

【安楽死ビジネス】
お金を払ってまで安楽死を希望する人たちを斡旋管理する『よもぎ』。
『京香』と『根津』が安楽死希望の人たちを安楽死させる実行犯。
(ベッドに寝かせて、安楽死できる薬を点滴で体に注入する。薬投与のボタンを押すのは死を希望する人自身。)
そして、安楽死する人たちを運搬する船の運転、その人たちの死後死体を燃やし、骨を土に埋め、灰を海に撒く後処理をするのが『良』。
『静海』は兄にそんなことをさせていることに罪悪感を感じながらも、父から相続した島を、その安楽死ビジネスの場所として提供していた。
『有馬』は、今まで7人の安楽死希望者のことを詳細に記録して来たルポライター。
『文乃』は元安楽死希望者だったが、この島を天国だと、死ぬことを思い止まり、静海の民宿で家事手伝いをしていた。

そんなある日、
安楽死希望者としてやって来るはずの女優の『澤島有子』と間違えて、『満島月子』を船に乗せて離島まで運んで来てしまった良。
良は長年島を出たことがなく、勉強もしたことがないため読み書きが出来ず、二人の名前が似ていたため間違えてしまったのだ。

てゆうのが、物語の導入部分のだいたいの概要‼️

月子は巻き込まれた形で、しかも島の秘密を知られてはいけいと睡眠薬で眠らされたことによって…眠っていたもうひとつの人格であるカゲ←を呼び起こしてしまう。

有子は結局…怖くなって死ぬことを思い止まってしまう❗
死んでしまった彼に会いたいがゆえの行動だったのだが、やはり自ら命を絶つのは怖かったのだろう。
揺れ動く有子!

京香は、安楽死ビジネスに終止符を打つきっかけを待っていたのだろうか?
唐突に『自首する』と言い出す‼️

助手の根津は看護士として、今までやって来たことに疑問を抱く。
結論として、その人が死にたいとゆうのなら、その願いに応えるべきではないのだろうか?
生きたいと思えば助けるが、死にたいとゆう思いを抱いてるのであればその人の願いを叶えるべきではないのだろうか?…と。
ただ、京香が自首すれば実行犯の自分もただでは済まないことももちろん自覚している。

安楽死を斡旋していたよもぎは、実は余命を宣告されている。
そして、京香の言葉をきっかけに自らの死を、よもぎは選んでしまう。
京香は実はよもぎの主治医であった。
自首する前に、よもぎの独特な心拍を聞いたばかりの矢先の出来事に動揺する。
よもぎの安楽死を止めずに手助けした根津を責め、自分をも責める京香。
よもぎの亡骸を浜で抱きしめ途方に暮れる京香は、大切な人を亡くして一体何を思ったのだろう…。

そして、
あと15分後くらいにやってくる警察に、現実に連れ戻されてしまう…と恐れを抱く文乃。
天国だと思っていたこの島はなくなる。
自分の居場所もなくなってしまう。
文乃はパニックに陥る‼️
叫ぶ‼️暴れる‼️足掻く‼️
薬で安楽死しようとするのだが、
最後の薬をよもぎが使ってしまったため、それはもうない❗
文乃は叫びながら海に飛び込み…彼女もまた自らの命を絶ってしまった❗

学生時代の友達であったよもぎが死に、文乃も失った有馬は、文乃を焼却炉で焼き、共に今まで書き記してきたノートも全て燃やしてしまう。

有子は後悔する。
自分が死にたいとこの島にやって来てしまったためにこんな騒動が起きてしまった…と。
月子は必死でそれをなだめる。
そして、『生きて』と訴える‼️

静海は兄の良をこんなことに巻き込んでしまったことに後悔する。そしてなんとか良を逃がそうとする。
そして、結果仲直りの旅に二人して出ようと提案する。
行き先はアメリカ❗
静海は良を伴い、皆に『バイバイ』と手を振って出航して行く‼️

バチバチと煙が上がる
文乃の煙が舞い上がる‼️
煙の色は赤!
『怒りの赤』
『愛の色』
文乃はゆっくりと赤い煙と化して
空へと消えていった✨









なんだろう…途中から苦しくなって何故だか涙がとめどなく流れてしまった。
命の尊さを訴えるでもなく、自らの命を絶つことへの否定をするでもなく。
自分が死んで燃やされたら、何色の煙が上がるんだろう?…と、今まで考えたことのないような疑問を投げ掛けられ…戸惑っているうちに終幕してしまったw

でも、確実に感情が揺さぶられた❗
目の前で繰り広げられる、南の離島での出来事に胸が揺さぶられた❗
思考がフル回転した❗

『なんだかまたすごいものを見せられた❗』
てゆうのが率直な感想w

ラテさんがどこからこの物語をインスピレーションしたのかは計り知れないが、

『ヒーローにも、救世主にもなれたのに。』
どこで道を違えたのだろう?
【実在は本質に先立つ】
(人間は状況によって作られる。人間の意味は産まれた時にはなくて、あとから作られる。いい人になりたければ、正しい行いをしなさい。←良くん曰くそうゆう意味…らしい)

なんだか物語とは真逆な言葉に聞こえるが、
状況によって作られた人間たちがたどり着いた南の離島ではこんな物語が産まれた、でも…皆いい人になりたくて足掻いてたんだ❗ただ正しい行いが何かを教えてくれる人がいたならば、状況はかわったのかもしれない。
つきつめた実質は案外、分岐点によって明暗別れるものなんだよ。夢物語のように思うかもしれないけど、ともすればあなたもあの島にいるかもしれない。
…てことなのかな?と。
あくまで個人的な思いですのであしからず(笑)

なんだか支離滅裂ですが、
あの日あの時、南の離島にての感想を書き連ねてみました。

あとから読み返したら自分でも意味不明かもしれませんが(笑)

一応レポートは以上です‼️(笑)


『スタジオのラテさんにお返ししまーす🎤』(笑)

おしまい✨


そしてそして…
✴次回白井ラテ作品✴


舞台企画斜楽生 オムニバス公演
『One Situation Four Texts~起承転結~』

劇場:萬劇場(大塚)
日時:
3/6(水) 19時
3/7(木) 14時/19時
3/8(金) 14時/19時
3/9(土) 14時/19時
3/10(日) 12時/16時30分
料金:4200円



4団体×30分 オムニバス公演に参加‼️ 

出演:
内田菜々(劇団ToyLateLie)
大竹祟之
押尾江里子
折原つかさ
河津未来(ブロッサムエンターテイメント)
今沙栄子
桜羽萌子
田中正紀
長谷川麻由(ブロッサムエンターテイメント)
盛山小春




そしてそして…

青色遊船まもなく出航No.2 
【新作予告】
「空室~Breakfast/Dinner」
愛する人は、朝食を食べていなくなったり、夕食を食べていなくなったりした。
2019/8/29(木)~9/1(日)
@下北沢OFFOFFシアター

夢を見ている子供と、
夢が叶わなかった大人の多視点劇

※わかりやすいお話
※暖かく切ない作風