こんにちは!
カカです。
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今日はブログネタから。
3人子持ち母 #わが子のイヤイヤ期 ①長女ネンの場合
3人姉妹の母。
現在娘たちは長女高2、次女中2、そして末っ子が小2。
いまだ子育て途上である今、どんな子育てが最終的に正解なのかは正直全くわからないのですが、とりあえず子供たちは病気にもならず元気に学校に通い、家族とも比較的多めにコミュニケーションをとり、そこそこ楽しく生活できているようなので、超深刻な悩みを抱えることなく平穏に暮らせています。
ありがたいことです。
今やアラフィフ母になった私も、長女ネンを出産した時は30代初め。
初めての子育てで、今よりもずっと「母とはこうあるべき」的な事を気にしていたように思います。
いや、今だってもちろん思い描く「こうあるべき母の姿」ってのはあるんですが、当時と今の「あるべき姿」が全く違うんですよね。
当時はなんていうんでしょ。
「よそから見て」良い母になるべきと囚われていた気がします。
子供が外でお利巧さんでいられるように気を配り、家ではテレビやDVDに頼らず、小さい頃から甘いお菓子は食べさせないで…みたいな。
(いや、もちろんそれらの事はとても大事なんですけど。かなり無理して頑張って、自分を追い詰めていたな、って今では思うのです)
今は、「娘から見て」の良い母あろうと思っています。
私の考える良い母ってのは、ごはん作ってあげるとかそういう基本的な生活を守るってのは当然として(朝食は本人任せですが)
- 相談に乗りたい時に(それなりに)相談に乗ってくれる母。
- 進路ややりたい事に関して、親の理想や希望を押し付けてこない母。
- 子供本人では調べきれないことを、さりげなく調べて情報をサポートしてくれる母。
- 子供本人が「やりたい」って言った事に対して、深く考えずに「そんな事難しいから無理じゃない?」「そんな事してどうするの?」と、言ったりしない母。
そんな感じかなあ、と思っています。
なぜかと言うと、この正反対が私の母と父だったので。
おっといけない。脱線してしまった。
今回は長女ネンの幼少期・イヤイヤ期の話でした。
ネンは幼い頃、おとなしくて、人見知りの激しい、あまりたくさんおしゃべりする子ではありませんでした。
何か気に入らないことがあっても、口では何も言わずに黙り込むか、ひたすらグズるタイプ。
普段の生活ではそこまで激しいイヤイヤは無かったのですが、公園やスーパーの中にある子ども広場などで遊んでいて「もう帰るよ」となった時は、まあ当然帰りたがらない。
「イヤイヤ」されて、遊びなおし、彼女が満足するまで30分、1時間と待たされたりは結構ザラ。
ああ、苦痛…。
それでも満足するまで遊んだ後は(私はかなり待たされてはいるんですけどね)、イヤイヤも収まってすんなり帰れていたんですが。
1回だけ、近所のスーパー2階の衣料品売り場で激しく泣かれて、ブチ切れた事がありました。
ネンが2歳~3歳頃の話。
その日はネンの機嫌がいつもより悪かったのか、それとも私も機嫌が悪かったのか。
いつも通り子ども広場で遊んで、もう買い物して帰るよ、となった時「イヤイヤ」言い始めたネン。何度か遊び直して「帰るよ」「イヤイヤ」を繰り返して、いい加減イラついた私が「もう行くよ!」とネンを子ども広場からひっぱり出し、近くの衣料品売り場に付いた時に、ネンがひっくり返って号泣。
わあわあ泣くネン。
理由を聞いても、まあ応えるわけがない。
(というか、まだ遊びたかっただけよね)
こうなったら何をしても無理。
今の私なら「そうかいそうかい、なにもかもイヤなのね~(笑)」となだめすかし、丸め込んで帰ることが出来たのでしょうが、当時まだ新米ママさんに毛が生えた程度の私。
周りにいる人たちの目が、もう気になって仕方がない。
しかも、こっちはもう何回も広場で遊びなおされて、長時間待たされた後でかなりイライラ。
よく覚えていないけれど、普段よりも余裕のない、キツイ言い方で叱ったのかもしれない。
そんな事したら火に油を注ぐだけのイヤイヤ2歳児。
「帰るよ!」と、抱きかかえようとしても、激しく暴れて抵抗するからそれも無理。
「本当にもういい加減にしてくれ」と心はキレながらも、床に転がり泣きわめくネンを、傍に立って黙ってムッとした顔で見下ろすしかない。
しばらくこのまま泣かしておいたら泣き止むだろうか、と立って見ていたら、見かねたのか見知らぬ初老のおじさんが声をかけてきた。
「ちょっとどうにかしてあげたらどうだい。ひどく泣いているよ」
的な事を言ってきた(気がする)。
…。
どうにかできるんなら、
もうどうにかしてるっつうの。
と、言い返したいのをぐっとこらえ
「いいんです。放っておいてください」とだけ、ムッとしたままの顔と声で返す。
その後もおじさんはなんかゴニョゴニョ言っていましたが、私が生返事しかしないと、そのまま立ち去っていった。
ああ、超絶めんどくさい…(←)
と、そのまま泣き続けるネンの傍で待つこと何分であっただろうか。
ウンザリしながら待っていたら、泣き疲れたのかどうかはわからないけど、ついに泣き止んだネン。
「もう帰るよ」と手を繋いで帰りました。
なんと言いましょうか。
子供って、親の思い通りに事を運ぼうとするとイヤイヤ言う傾向が強いように感じます。
親の仕事は、「焦らずに待つ」。
そういう事なのかもしれません。


