小学生の埋没法手術 その1 | 共立美容外科・歯科 千葉院院長 児玉肇のブログ

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共立美容外科・歯科 千葉院院長の児玉肇です。
美容医療について、みなさんに分かりやすくお伝えしてきます。

先日、6歳の女の子の埋没法手術がありました。

 

共立美容外科のP-PL挙筋法は痛みや腫れが少ないので、小さなお子様もよくいらっしゃいます。

 

逆さまつげ、目の開きを親御さんが気にしての来院です。

 

もちろん、親御さんのご意向だけで手術を行うわけにはいきません。小さいとはいえ小学生ともなれば自分の意思は伝えられます。だから自分は必ずこう本人に尋ねます。

 

「親御さんの気持ちはわかりました。じゃあ○○ちゃんはどうしようと思ってるの?」

 

嫌だ、怖い、ということであればいくら親御さんが希望しても手術はできません。たとえ無理にやっても、本人の協力が得られなければ途中で泣いたり動いたり怖くなって完遂することは難しいからです。

 

その親御さんは大変理解のある方でした。

 

「そうだね、○○が嫌なら無理にやることはないし、もう少し大きくなってから検討すればいい。」

 

まさにその通りです。結果的にはよくよく相談して、本人から手術をしたいとの言葉があったのでそのまま手続きに入りました。

 

しかし、親からのプレッシャーを受けた半強制的な「手術したい」は、手術本番では通用しません。片目はなんとか頑張れたけれど、もう片方なんて限界!なんていうこともあります。

 

親御さんに手術に同席して頂いて、手を握ったり声をかけてもらいながらのこともあります。

 

そんなこんなで10歳未満の手術もそれなりにやってきましたが、ありがたいことに今まで途中で断念したということは一度もありません。でもそれは本人の頑張りが一番なんでしょうね。

 

続く・・・