台湾旅行1日目(羽田→台北→台湾高雄) | kyoritsu-utsunomiyaのブログ

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今年初めての海外です。

今回も一人旅、気が楽ですが何かとストレスもあります。

訪れたのは台湾、4回目だと思います。

今迄は台北中心の旅でしたが、今回は台湾南部に向かいます。

目的はお墓巡りとダム観光、去年のインドネシアと似たパターンです。

お墓巡りは「台湾に僕の親族のお墓がある」訳ではなく日本に関係のある偉人のお墓に参拝、が目的です。

羽田空港第2ターミナル

ANAは国内線、国際線とも第2ターミナルを使用しているので、乗り継ぎが便利になっています。

でもモノレールを降りてからが遠かったです。

シャワールームは待ち人数ゼロです

午前中なので当たり前かも。

もちろんトランジットではないのでシャワーは浴びません。

朝からカレーとサンドイッチ

朝から豚骨ラーメン

食い意地は年齢には関係無いようです。

一応免税店もありましたがパス

バスで駐機場に向かいました

タラップを歩いて上がる、これ旅行気分が盛り下がりますよね。

機内食がしっかり出てきてビックリ

完食は無理でした。

午前中から熟睡しているうちに台湾に到着しました。

台北市内に近い松山空港です。

先ずは両替しました

1台湾ドルは約5円、というレートでした。

ここでも円安が進行していました。

 

台湾への旅行者(2泊3日以上の滞在が必須という条件付き)で事前に登録しておくと、空港で金券が当たる抽選に参加できます。

もちろん、事前登録しました。

その名は「遊台湾 金福気」です!

空港の出口近くのカウンター付近に抽選コーナーがありました

日本語を選択して事前に取得したQRコードを読み取ってもらうと「クマさん」が登場。

タッチパネルで「ストップ」を押すと

当選しました!

5,000台湾ドルです。

約25,000円のクーポンをゲット。

地下鉄やコンビニで使えるものとホテルで使えるものの2種類があります。

僕はホテルでの宿泊や飲食に使える電子クーポンを頂きました。

ニッコニコ、です

台湾に着くなりツイテいます。

しばらくこの抽選コーナーで観察していると皆、結構な割合で当選していました。

1/3くらいの確率で当選しているのではないか、と思います。

これがスマホに届いたクーポン

1,000台湾ドルが5枚です。

 

台北松山空港からはタクシーで台湾新幹線に乗るために、台北駅に向かいました。

15分くらいと近い距離です。

これが台北のメイン空港である桃園空港だと40分くらいかかるようです。

台北駅に到着

台北駅の天井は高かった

新幹線の案内は見慣れたものでした

これが台湾新幹線の車両

山形新幹線の車両と似ています。

台湾新幹線は現地では「高鉄」と呼ばれています。

高鉄ホームはB1にあります。

今回の目的地は終点の左営、Zuoyingです。

停車駅の少ない「のぞみ」タイプに乗りました

終点の左営まで約1時間半の乗車です。

コーヒーとお水がサービスされました

おしぼりとスナック菓子もサービスです(強、は自分で買った炭酸水です)

時間帯によってはお弁当も提供されるようです(これは有料らしいです)

JRのサービスとは雲泥の差です。

高鉄が民営か国営かは知りませんが「日本における民営化とは料金が高くなってサービスが低下する事と心得たり」です。

これも見慣れた新幹線車内ですね

台湾では漢字が違いますが意味は分かります

リーディングライトのボタン、意味は分かります

WiFiもスムースに繋がる車内でしたので、パソコンで旅行情報を収集していました。(事前の準備が足りないだけですが)

JR東日本のWiFiの不便な事といったらありません。

少しは台湾の高鉄を見習って欲しいものです。

左営駅に到着しました

改札を出てタクシー乗り場に向かう途中には

ミスドなどが立ち並んでいます

商品も日本と一緒でした

値段もほぼ一緒でした。

アジアでは日本の飲食チェーンが圧倒的に強い印象を持っています

 

タクシーで高雄市内に向かいました。

左営駅から高雄市内までは地下鉄ならば5駅くらいでした。

台湾新幹線がもう少し延伸して「高雄駅」があればもっと便利なのですが。

距離的には上野駅から東京駅、といった感覚でしょうか?

やっとホテルに到着です。

16時近くになっていました。

台湾高雄空港もあるのですが、便数が少なく何しろマイル旅では使えなかったので選択肢にありませんでした。

SILKS CLUBというホテルが今晩のお宿

台北にもあるRegent系のホテルでした。

高雄市内では最高級のホテルだそうです。

部屋は70平米とゆったり

高級ホテルなのでシングルベッドはありません。

洗面台も2つ

バスタブ

大浴場やサウナがあったので使いませんでした。

ホテルのお決まりの電話機でした

コーヒーマシンの他に急須(ポット)も用意されていました

お茶葉も用意がありました。

部屋からの眺め、その1

右側のビルは建築中の日航ホテル高雄でした

部屋からの眺め、その2

高雄市内は高層ビルが林立していました。

 

ホテル内を散策しました。

ホテルの廊下に陳列されていたオブジェ

何やら異様な感じがしますね

3枚のシルクスクリーン

何を表現しているのかは分かりませんが、とりあえずお洒落感満載です。

これも少し気味の悪いオブジェ

QRコードが表示されていて作者にアクセス出来るようです。

マシンジム

屋外プールは一応、インフィニティっぽい造り

サウナの入り口

この時間は誰も居ませんでした。

サウナは高温ではありませんでした

大浴場にはジェットバスが付いていました

 

サウナとお風呂で朝からの旅の汗を流したのですが、夕ご飯まで時間があったのでホテル周辺の散歩に出かけました。

曇り空だったのでホテルのエントランスで一応傘を借りました。

先日まで台湾総統だった「蔡英文」氏が広告に出ていました

日本では考えられないですね。

日本で元総理大臣が民間企業の広告に出ている、記憶にありませんね。

デザイン性に凝ったビルが数多く建っていました

高雄市は大都会です。

こちらもデザイナービルですね

IKEAもありました

壁面がデザインされていますね

野犬?

海外で犬に噛まれて帰国してから「狂犬病」というのは避けたいですね。

デザインも素敵ですが、耐震性もバッチリだと思います

何しろ台湾は日本と同様に地震国です。

金融機関が入っているビルでした

上記のビルの前には銅線で出来たオブジェ

生命体のように見えます

このオブジェもQRコードで作者にアクセス出来ます

銅線ですので金属として価値があります。

盗まれないと良いのですが。

高雄市内もスクーターバイクが主流でした

でもジャカルタ市内ほどではありませんが。

教会もありました

特に台湾南部はクリスチャンやミッション系の学校が多いそうです。

その昔、高雄や台南へ多くのオランダ人やイギリス人がやって来た影響うだそうです。

街中の屋台の看板

麺線は約250円なので円安とは言っても圧倒的に安い、と思ったら小碗でした。

営業時間は6:00~23:00、中国人(台湾人?)は働き者です。

 

ホテル近くのお寺にも入ってみました

絢爛豪華な作りですね

わゆる「道教」のお寺だと思います

唐の時代、9世紀中頃に皇帝「武宗」に取り入って権謀策略して仏教を追い落とした中国古来の宗教です。

この時以外にも中国では何度か仏教弾圧の歴史があります。

この道教が武宗皇帝のお墨付きを得たお陰で845年から中国の仏教は大弾圧を受けて廃寺、廃仏、還俗僧尼がなされました。

その為に当時遣唐使として中国に渡っていた円仁(栃木県壬生出身、後の慈覚大師)は仏教僧の身分を剥奪されてしまい、日本に強制送還される事になったのですが、役人側の諸手続きの不備・怠慢によってなかなか帰国出来ませんでした。

結局、円仁は中国に10年近く(838年〜847年)滞在することになったのですが、この長期滞在中の五台山修行、長安での滞在、559巻もの仏典書写、仏教美術品の持ち帰り、などの功績によって帰国後に比叡山天台宗のトップに登り詰める事になりました。

846年に武宗皇帝が崩御すると、仏教弾圧は解除され翌847年に円仁は新羅船で日本に帰国する事が出来ました。

当時の朝鮮半島は新羅国だったのですが、新羅の人達は唐にも数多く居住しており「新羅人社会」を形成していました。

円仁は唐に到着した時分から、その在唐の新羅人社会の援助を陰日向に受けていたそうです。

新羅の船は堅牢で性能も優れていたようです。(当時は日本以上に新羅国は海洋国家だったと思われます)

日本から唐に向かう船(日本製)は何度も難破していましたが、唐で新羅人社会の人達が建造して日本に向かった船はそのようなリスクが少なかったようです。

道教の寺院は向かって右側の入り口から入場するのがルールだそうです

侘び寂びとは対照的に派手派手しいイメージです。

道教は「現世利益」「不老長寿」を目指して占いや易を重視する宗教で、前述の武宗皇帝は不老不死の薬と称した毒物、鉱物を摂取したのが死亡した原因とも言われています。

道教寺院の向かい側に見えたビル

これも面白いデザインだと思います。

 

雨も降ってきたのでホテルに戻ります。

予約していたホテル内のレストランに向かいました。

「Grill Ukai」です。

日本では有名なうかい亭グループの海外初出店が台湾高雄市のホテルSilks Clubでした。

同じフロアに「懐石うかい」「鉄板うかい」「グリルうかい」と3つのお店が入っていますが、鉄板うかいは桁違いに値段が張るので今回はグリルうかいをチョイスしました(それでも十分に高いのですが)

先ずは瓶ビールを手酌で乾杯

日本ではポピュラーな「生ビール」は海外では殆ど見かけません。

「今日の料理で使われる地元野菜です」とのプレゼンテーション

桜エビのムース仕立て

特に感動は無しです

この玉蜀黍から作りました、とまたもやプレゼンテーション

ヤングコーンの大きいものだと思います。

コーンポタージュとパイ(中身は忘れました)

特に感動は無しです

魚料理を目の前のワゴンで調理してくれました

白身魚と蛤のスープ仕立て

特に感動は無しです

お肉も目の前で調理されます

ブランデーでフランベされました

牛ステーキはアンガス牛のフィレでした

和牛ではありません。

和牛もチョイスできるのですが、値段が倍近くしてしまいます。

グラスで赤ワインも1杯

「もっと注いでよ」と文句は言いませんでした

締めは帆立と筍の炊き込みご飯に出汁がけ

これには感動しました、美味しかったです。

デザートはマンゴーシャーベット

お腹いっぱいで旅の疲れも癒されました。

こんな贅沢も空港でゲットした5,000台湾ドルのクーポン券のお陰でした。

 

もう一度、サウナとお風呂に入って今日は終了です。

ホテル備え付けのバスローブは超優れものでした

肌に触れる内側がベルベッドになっています。

こんな気持ち良いバスローブは生まれて初めてです。

買って帰る価値あり、ですが購入には至りませんでした。

それは自宅で「バスローブを身につける」ような生活はしていないからです。

 

明日はガイドさんがホテルに迎えに来て、台南に向かう予定です。