耳たぶケロイドモニター | kyoritsu-utsunomiyaのブログ

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耳たぶケロイド切除のモニター患者様です。

基本的にはケロイドは保険適応なので、自治医大形成外科(須永医師が専門です)などを紹介するのですが「自費で構わないので治療をして欲しい」という方は当院でも治療を行っています。

典型的なピアス穴あけ後のケロイドです。ピアスは両耳に開けているのですが、何故かケロイドは片方だけに出来ることが多いです。

ピアスの入れ替えの際にピアスホールを傷つけた後から、徐々にケロイドが大きくなってきたそうです。痛みや痒みはないそうです。

耳たぶの裏側には小さな2つ目のケロイドも存在していました

治療はケロイド部分を切除して、耳たぶの形が左右対称になるように縫合します。

耳たぶは顔の一部で直接見えてしまう場所なので、切除のデザインや縫合には意外と気を遣います。

一塊として切除したケロイド組織、コラーゲンで出来ており固いです

抜糸直後、再発しない事を願います

耳たぶの裏側も縫合しています

再発予防に「リザベン」という内服薬と抜糸後からはステロイドテープを3ヶ月ほど貼ってもらいます。

それでも再発する可能性がありますので、長期フォローが必要です。

アフターケアとしての内服薬リザベンは定番です。ケロイドの再発予防に効果が期待出来ます。

ステロイド製剤であるドレニゾンテープは3ヶ月は貼付してもらいます。リザベンよりも再発予防に効果が期待出来ます。

ちなみに料金は10万円、モニター割引きで20%OFF、リザベンやステロイドテープなどのアフターケアも込みの料金ですので、クリニックの利益はそれほど多くはありません。