今日は朝から教蓮寺にて葬儀が行われました
有縁の方々からのお花を見て、ふと思ったたのが、最近は葬儀のお花も色んな色を使うようになったな~と
少し前ですと、葬儀には白い花しか使われないことが多かったのですが最近は変わりました
別に赤はいけないだとか白がいい等とはいいませんが
白には特別な意味もあります
思えば白は、
赤ちゃんが生まれた時は白い服に白いおくるみ・・・今は違うか(^_^;)
結婚式は白無垢、ウエディングドレスも白ですね
葬儀も白を多く使います
白は新たな出発を意味するそうです
葬儀というと「終わり」と思われる方が多いでしょうが、御浄土に生まれて新たな出発ともいえます
最近の日本人の葬儀は「送る」という様な意味合いになってしまいました映画で「おくりびと」という映画がありましたが、英語版のタイトルは
「ディパーチャ―」という「出発」という意味を持つ言葉です
葬儀は娑婆の縁尽きた時は、私ども仏教徒は御浄土であり神を信仰される方には天国への出発です
亡き人には仏様としての出発、私どもにとっては仏縁の出発であります
最近は葬儀を片付け仕事や蔑ろにされる方もおられますが、葬儀は私の人生の目的地を知らされてくる大切な儀礼なのです
ふとお花から(^_^;)