室内楽コンサートシリーズvol.63 こんな曲シリーズ | 京都フィルハーモニー室内合奏団のブログ

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1972年に結成。2022年で創立50周年を迎える。
一人一人がソリストの個性派揃いのプロの合奏団。

こんにちは、フルートの市川えり子です。

来週8月24日は室内楽コンサートシリーズ、「情熱の国から」が開催されます。
プログラムにあります、パブロ・エスカンデ作曲「フルート協奏曲」は、弦楽器伴奏でフルートがソロをつとめる曲です。
このフルート協奏曲には「アルゼンチン人の肖像」という題がついており、3楽章全てにテーマがあります。

アルゼンチンといえば…タンゴやワイン、サッカー選手のメッシが

“パッ”と思いつきますが、

バンドネオン奏者であり数々の名曲を書いたピアソラの出身地でもあります。

タンゴにクラシックとジャズを融合させたピアソラのメロディーは、

遠い遠い国の曲なのに、どこか
日本人の心に響くものがありますよね。

このフルート協奏曲を作曲したパブロ・エスカンデさんもアルゼンチンの方で、

今京都を拠点に活躍されている現役作曲家です!!

モーツァルトにこの曲はどんな気持ちで作ったの?

とか、

ここはどう演奏すればいい?

とは

もう聞けませんが、

当日のコンサートでは、

演奏の前にパブロさんに色々話していただこうと思います。
とってもカッコいい曲ですが、

題名に出てくるアルゼンチン人ってどんな人たち?聞いてから、

聴ける、そんな楽しいコンサートに是非いらしてくださいね。


(8月24日19時:00開演、京都府民ホールアルティ)