抜糸 | 怒涛の6年

怒涛の6年

旦那のアルコール依存症→精神科外来→離脱せん妄→借金地獄→断酒→スリップ→精神科入院→現在



手術から一週間。
時は2020年2月下旬。

次に私の恐れていたこと。
それは

抜糸!である!

普通の人ならこんなに怖くないんだろな……


顔の腫れは一週間すると少し腫れてはいたが、ほぼ引いていた餅

仕事では原則マスク禁止だったが、
コロナ禍のおかげでマスク装着OKで助かった。

緊張しながらいざ抜糸へ!
(4ヶ所もある…)

4ヶ所中、1ヶ所、あのポン酢がバッチリ滲みた部分。
そこだけ痛かった。。
プチプチ糸を切る際、『イガッ!イガッ!』ハッと。

他3ヶ所は全くの無痛!びっくり

『せんせ~、ここだけ凄く痛かったです~、ポン酢が滲みて…』
と先生にも要らん情報を与え、この日は終了。


『次は根管治療の続きをやりますからね』

『あの…先生。私麻酔の注射が凄く痛くて…ちょっともう麻酔は…』

と訴えると先生は

『前歯はもう麻酔しなくて大丈夫ですよ、全部根っこは切ったから』

え?そうなの?
あ、だから前歯に感覚がないのか!!(今更)

『ここの前歯が終わったら治療はもう終了ですからね』

えっ!?

『治療が終わったらまた前のかかりつけの歯医者に戻りますか?』

ええっ!?

『あの…そこは別にかかりつけと言う訳ではないんです、たまたま近所だったから駆け込んだだけで』アセアセ


まさか…

まさかまさかまさかー!!!ゲッソリハッ


ここって、ここの病院て、

他の歯は治療してくれないの!?

いやいやいや、そんなことないよね!?
もうあの歯医者さんに戻りたくない!!

もうここの歯医者さん以外考えられないんですけど!!!
心の中で必死で訴える


先生は
『…そうなんですか』


『まあ、とりあえずまた根の治療をしますから、また次回来てくださいね』

と。


とりあえず。
頭の中真っ白けになりながら、また2週間後に予約をして、

胸に大きな不安を残しつつ、この日は帰路に着いたのである。