こんばんは☆
京女みさきです。
(*´∇`*)
本日3日、
毎年恒例の
流鏑馬神事(やぶさめしんじ)が左京区の下鴨神社にて行われました。
5月の京都はお祭り三昧!
流鏑馬神事は、
京都三大祭の1つ、
毎年5月15日の
賀茂祭(葵祭)の前儀・露払いとして道中の安全を祈願し行われます。
神社敷地は
東京ドームの約3倍。(昔はもっと広大な敷地だったそうです。応仁の乱などで焼かれて徐々に今の大きさに←それでも広いですが。)
世界遺産指定されていて、
古代原生林が残る新緑まぶしい糺の森(ただすのもり)馬場にて流鏑馬神事は行われます。
↑
画像は糺の森。ならの小川と青もみじです。癒されます。
GW中の京都の風物詩となっていて報道もかなり多いです。
実際に御覧になられている方もいらっしゃるかなと思います。
すごい迫力と、
小笠原流の武家のしきたりや美学の伝統技に、観客は毎年息を呑みます。
現在、
松山ケンイチさんが主演されている「平清盛」でも、
流鏑馬の撮影が下鴨神社で行われました。
松山さんや共演の藤木直人さんが本格的な流鏑馬をされていて、平清盛のシーンでは的を外してしまうだったかな?
しかし、松山さんはプロ顔負けの5射3的中だったとか。
疾走する馬上からの弓って難易度がかなり高いと思うのですが、さすがの集中力!
で、話を元に戻します。
この下鴨神社の流鏑馬は、
公家装束(平安装束)と武家装束(江戸装束)を着用して行われ、
他の流鏑馬では見ることができません。
流鏑馬は
小笠原流弓馬術の射手が「イン、ヨー(陰陽)」の掛け声とともに、
新緑の約350メートルの馬場を疾走しながら
馬上から矢で三ヶ所の的を狙います。
鏑矢が「カーン」と小気味よく的を割る音が響くと、
観客から歓声。
全てに的中する
「皆中」にはひときわ大きな歓声や拍手が送られます。
十人の射手と馬の迫力、その美しい技、
混雑しまくりの場内ですが、一度は生で見たい神事です。
今年も約2万4千人の方々が見入られたようです。
この流鏑馬神事は、
日本書紀にも記述が有るほどの古い儀式です。
矢が見事的中すれば五穀は実り諸願は叶うと言われています。
割れた的は、
縁起物として御朱印が神職から入り、観客に販売されます。
買うのが困難なほど売れていきます。
こういった伝統神事は、
保存の為の公的資金はなかなか導入されない為、
これらの収益が伝統の保存に役にたてられるとの事です。
また、
賀茂一族、賀茂神社と葵祭の紋は葵紋です。
↑実際の神事や祭で、本物の葵の葉が烏帽子や冠に装われます。
葵紋の形状はたおやかで優美。
葵の葉は、
夫婦和合の象徴でもあり、江戸時代では幕府と朝廷を結ぶ証の葉でもありました。
天地を結ぶ御目出度い縁起物です。
この時期にしか食べれない限定の御菓子 の1つが
神社北側に位置する
宝泉堂さんの
『賀茂葵』というお菓子です。
大納言小豆の粒餡を
ひとひらの葵の葉の形にしてお砂糖で包んである、
上品な菓子です。
この時期は下鴨茶寮のわらび餅も有名です。
賀茂葵にわらび餅どちらも
この時期に食べたい逸品!
そして、
最後に【京髑髏】から、
あれ??御手洗団子状に見えますが…。
よく御覧になって下さい。
なんと、
ひとつ、ひとつが
髑髏さま!!
(笑)
骨董品なのですが、
とても
遊び心に長けていますよね☆
遊びの心は、
生活を楽しくする美味しい洒落もの。
どの時代でも、
私はウイットに富んだ遊び心に惹かれます。
^^
古いものと新しいもの。。
京髑髏では、
今は失われつつある
昔の美意識を復刻し、また新しいものにして
現代によみがえらせていくことを考えています。
たくさんの遊び心と美意識をこれからもご紹介
していきますね。
ではまた☆
(@^^)ノシ
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