深夜食堂
夕食後の映画鑑賞が日課になっている。ほとんどU=NEXTやNetflixから探すが、今、はまっているのが「深夜食堂」。
イントロの新宿の光景に流れるギターと歌(ケルトの曲らしい)、
小林薫のナレーションから、胸キュン。最高のドラマが始まる。
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「一日が終わり、 人々が家路へと急ぐ頃、 俺の一日は、始まる。 営業時間は、夜12時から朝7時頃まで、 ひとは、深夜食堂って呼んでるよ。 メニューは、これだけ あとは、勝手に注文してくれりゃあ できるもんなら作るよってのが、 俺の営業方針さ。 客が来るかって? それが結構来るんだよ。」
「客が来るかって? それが結構来るんだよ」とこのフレーズの
小林薫の口調が最高。
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新宿二丁目路地裏の「めしや」を舞台に、小林薫演じるマスターと客の人生模様を描いた連続ドラマ。まさに、「昭和」「貧乏」「はぐれもの」の哀感と人情、おかしみが満ち溢れていて、泣ける。こんな食堂があったら、私も毎日通いたい。
松重豊も、ここでは強面のヤグザ。ちんぴらの山中崇もいいんだわ〜。
二丁目お約束のゲイバーのママは綾田俊樹、安藤玉恵はストリッパー、
不破万作はどこいでもいそうなおっさん。みなさん常連。
映画版で登場する余貴美子は新橋の老舗料亭の女将。色っぽい。
じつはマスターに、ほの字。お似合いの二人だと思うけどなぁ。
まるで太宰治のオダギリジョー。途中から交番のお巡りさんになった。
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という具合に、キャスティングも最高。
全シーズンも映画版も見ちゃって、「めしや」ロスです。