息子の担任の先生 | マダムルージュ

息子の担任の先生

今日はミステリー倶楽部の例会。

 

この日のために、なんとか読了したのが、こちら」。

「女刑事の死 」(ハヤカワ文庫 HM (309-1)) 文庫初版1986

 

表紙は宇野亜喜良のイラストで、なかなか色っぽい。

倶楽部の仲間のおすすめで、先月に続き、ロス・トーマスの作品。

他のメンバーは、何年も前に読んだ本を、私は5周遅れくらいで読んでいる。

 

八月の熱気の中、女刑事が自動車に乗り込んだ瞬間、爆炎があがった―刑事だった妹が、非業の死を遂げた。上院の調査監視分科委員会で働く兄のベンジャミンは、真相を探るために帰郷する。だが分科委員会から受けた密命を遂行せねばならず、思うように真相究明はならない。やがて謎に満ちた妹の私生活が徐々にあきらかになるが...。」

 

一気読みとはいかなかったが、なかなか引き込まれた。

この作品の映画化が検討されたが、原作者がノーといって企画はつぶれたそうだ。

 

ほかには、パトリシア・ハイスミスのこと、「深夜食堂」のこと、

NHKスペシャル「下山事件」のことなどを話す。リアクションしてくれるのが楽しい。

 

💙

 

メンバーの男性の一人が、「●●さんは、もしかして息子さん?」と

息子の名前を出して聞いて来た。中学で息子を教えた記憶があるそうだ。

「えっ?」と記憶のない私は、さっそくツーショットの写真を息子に送った。

なんと、息子の中3の担任だったらしい。

中3だから、進路相談などで何度か面識はあったはず。

もしかして、家庭訪問もあったかもしれない。

まったく気がつかなかったが、そういえばと、お顔と名前にかすかな記憶が蘇った。

 

彼は、数学専攻だが、様々なジャンルの本を読んでおり、いつも刺激を受けている。

私は良い先生だと思うが、

息子にとってはどんな先生だったのか、今度聞いてみよう!