中国清朝の皇帝と妃たち | マダムルージュ

中国清朝の皇帝と妃たち

中国・清朝を舞台にしたドラマや映画といえば;

清朝最後の皇帝を描いた「ラストエンペラー」や西太后が有名だが、

先日見たドラマ「「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」

清朝で最も権勢を誇った第六代皇帝乾隆帝(けんりゅうてい,在位1735~1795)とその妃や周囲の人々を描いた愛憎ドラマ。

 

乾隆帝の時代は,中国史上でも屈指の繁栄期であったとされる。

知識も豊富で武術にも秀でていたという乾隆帝は、たくましく美形でもある。

坊主頭と衣装から、「王様と私」のユル・ブリンナーみたい。

坊主頭に見えるが、長くおさげにした中国独特の辮髪。

 

多くの妃を抱え、その夜の「伽」の相手は木札で選ぶ。

嫉妬と駆け引き、愛憎渦巻く伏魔殿の紫禁城で、

奴婢から皇后に上り詰めたのが、主人公の「瓔珞<エイラク>

数多くの美人女優が登場するが、主人公のエイラクは可愛い感じ。

 

皇后は美しさと気品あふれる女優さん。

でも、あまりに優しすぎて皇后として後宮を取り仕切る強さには欠けるのだ。

 

前皇后亡き後にその座についたのは、落ち着いたこの方。

とても上手な女優さんだった。
 
 
あまたの中国美女が登場するが、この女優さんは強烈だった。
「狡猾に咲く、悪の華」にぴったり。踊りが上手。
 
 
美男も登場。
中国にもこんな甘いマスクの男優さんがいるのね。
 
エイラクと相思相愛の才能あふれる若き官僚。
でも、皇帝の反対で結ばれず、最後は戦場で命を落とす。
 
 
清朝を建てたのは、満洲人。
圧倒的大多数の漢人を統治し,多民族から構成される大帝国を築き上げた。
苗字は愛新覚羅。
ラストエンペラーは愛新覚羅溥儀だった。
 
ドラマでは、満州人と漢民族の風習の違いなども描かれており、
面白かった。
 
とうとう第70話まで見てしまった。
中盤は復讐のやりとりが繰り返されて少しだれたが、
後半は次が待ち遠しく、夜遅くまで見てしまった。