朗読の楽しみ
今日は、朗読サークルの年に1度の発表会。
この日のために読み込んできた作品は、
井上靖の「殺意」と「どうぞお先に」。
舞台装置も、会員の持ち寄りでばっちり。
私は、「どうぞお先に」の佳境のか所を読んだ。
井上靖は、旭川生まれ。生後1年ちょっとしか旭川には住まなかったが、
ゆかりの地として、市内には井上靖文学館もある。
「殺意」も「どうぞお先に」も、歴史小説とは異なる魅力にあふれており
井上靖の小説家としての力量の大きさを感じさせる。
ふみ夫人が書いた「靖と旭川」には、井上靖の旭川への想いが書かれている。
終了後は同じ施設内のレストランで反省会。
とっても豪華なお弁当で話も盛り上がった。
実は、私はこのあと、別の読書クラブの会合でレストランへ。
ワインをちびちびなめる程度に抑えて、午後10時過ぎにタクシーで帰宅。