<7月3日 湯田温泉~萩へ>
新山口で高速バスに乗り換えて・・・
到着地は・・・萩・明倫学舎!
夫チョイスの場所。
乗り気しなかった私。(笑)
が・・・すぐに・・・
「ここ、いいねぇ♪」
歳のせいもあるでしょうが涙が出るほどの懐かしさ。
今回、途中棄権の旅でした。
観光はほとんどできていません。
そんな中、こちらに立ち寄れたことはめっけ物!
萩・・・いいネ! です。
懐かしさにすっぽり包まれました。
そんな空気をお伝え出来るか?
無理だと思いますが・・・
画像だけでもお付き合いください。
メンテが施され美しく整えられていますが
歴史ある風格。 凛とした美しさ。
そんな学舎です。
「伝えたい物語がここにある。」
(公式ホームページのキャッチ。まさに!)
始まりは享保4年(1719)
5代藩主吉元が家臣の子弟教育のために開いた藩校。
大木に迎えられます。
松?
ド~ンと雄大です。
しばし大木を見上げて・・・
さあ、お邪魔しましょう。
日傘を閉じて・・・
私、珍しくスカート!(笑)
暑さ対策のつもりでしたが・・・
スリッパが準備されています。
そのスリッパ!
ペラペラしてません(笑)
そして何と! M・Lサイズあり!
お子様用はたまに見かけますがサイズ別とは!
使用済みの物は置いてあるカゴに。
消毒されるようです。
至れり尽くせり![]()
ヒンヤリ、ひっそりタイムスリップです。
壁板、床などほとんどがリニュアルでしょう。
それでも階段など以前のまま。
踏み心地! 遠い昔・・・覚えています。
教室が並びます。
「廊下、こんなに広かったかなぁ?」
ゆ~っ♪って雑巾がけ競争しました!
学んだ小学校を思い出しながら・・・
「いいね!」連発の私です。
窓の外に目をやれば・・・中庭。
これほどには整備されてはいなかったけれど・・・
休み時間の「ゴム飛び」・・・思い出します。
渡り廊下、階段の手すり、踊り場・・・
壁に張り出された絵画やお習字。
(私、不得意でしたぁ
)
ガキ大将もいたなぁ。
先生によく叱られていたなぁ。
でも優しい所もたくさんの男子!
(ご近所の子でした ♪)
教室、机、教壇、黒板・・・
雨の日、傘を持った父が廊下に。
ご近所さん数件分の傘も手にしています。
(商家だったので時間に融通が利くのです)
教科書から目を離し廊下の父をチラリチラリ。
少し恥ずかしく思いながら見つめ、
それでも嬉しかった記憶です。
黒板の横に先生の机、ありましたよね。
放課後、お手伝いをするのが嬉しかったぁ。
(ガリ版印刷・・・ご存じないでしょうね)
得意気な顔してたんだろうなぁ・・・私。
こんな展示も。
屋根裏、建築構造が見れるようになっていました。
頑丈で立派な作りです。
しっかり作られているからこそですね。
今この時代にこんな風に拝見できるありがたさ。
先人と知恵と創意にリスペクトです。
藩校 日本各地に・・・
我が街にも修悠館と言う学び舎があり、
今現在も、進学校として存在しています。
教育の大切さ。
未来を育てる事は国を育てる事。
新しい時代への道筋。
松陰さんをはじめ多くの気負いある若者を輩出した山口。
いいね! は・・・継続されていることでしょう。
各場所で案内などお世話されてる方に遭遇します。
皆さんシニア世代。
ボランティアなのかなぁ?
ほど良い距離感で温かな気配りです。
建物の整備、維持・・・
そして人の温かさ。
ハードの面もソフトの面も素晴らしいです。
あっ! 忘れずにご報告!
トイレ…すごく綺麗で立派でした。
(トイレスリッパも
笑)
この後もゆっくりと館内を巡り画像も沢山撮りましたが
懐かしさ、感動の気持ちをお伝え出来ません。
言葉足らず、言葉多し・・・です。
機会があればぜひ、お訪ねください。
(萩市の回し者ではありません 笑)
入り口近くに戻ってきました。
目ぼしつけてました。
お腹すきました。
教室を利用したレストラン![]()
生ビール
ありましたぁ![]()
学校でビール?
罪悪感・・・ありませ~ん(笑)
メニュー名、忘れました![]()
何とか?御膳と河豚のから揚げ。
横柄な物言いですが・・・
観光施設の食事って・・・期待薄ですよね?
こちらの御膳、なかなかです![]()
上から目線発言、スミマセン![]()
お腹も満たされ、休憩も出来ました。
そんな私に追加の歩行を示唆する夫![]()
示唆する・・・いいえ、柔らか口調で推奨です(笑)
広い駐車場を突っ切って・・・
これだけでも難儀な暑さ![]()
下級武士居住の城下町へ。
暑さを逃れてお邪魔した屋敷は「木戸孝允住居」
木戸孝允=桂小五郎
幕末の長州藩士、勤王志士、明治時代初期の政治家。
松陰塾に学び、松陰とは師弟と言うより同志の関係だったとか。
松陰が無しえなかった思いを受け継ぎ活躍!
冷房設備はないのですが意外や涼しい。
日本家屋はヒンヤリ過ごしやすい夏だったでしょう。
(まあ、今の気候とは違いますが)
先の松江の旅で訪ねた八雲さんのお宅よりかなり広く感じました。
時代も場所も立場も違いますね。
こちらにもシニア世代の案内の方が。
ご親切な対応をいただきました。
萩、いいね! です♪
この像
は
木戸孝允? 桂小五郎?
小五郎さん時代かな?
歩き疲れと言うかぁ・・・
暑さ疲れで街巡りは短時間でギブアップ。
明倫館の案内センターへもどりました。
ここから循環バス「まぁーるバス」とやらに乗車。
本日の宿へ。
これが夫の予定!
夫曰く!
最寄りのバス停から数分ですが宿まで歩くそうな。
ここで! 出ました! 私、ブーイング!
もう無理! バスを待つのも歩くのも!
「タクシーにしようね」
公共交通大好き夫、折れました。
私の勝ち![]()
センターでタクシーを呼んでいただきました。
お手数かけましたぁ。
(夫婦の小競り合い! センターの方に聞かれた?
)
また明日一日、萩巡りは出来る!
そのつもりでした。
(尻切れトンボの旅になるのですが・・・
)
お宿到着は15:00を少し過ぎ。
チェックインです。
やれやれ。
本日のブログもダラダラ長くなりました。
お付き合いありがとうございました。
次回へ続きます。続くかなぁ…笑
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