智くん舞台の続き✨


まず最初に…
1999年1月光一くん主演の『SHOW劇99 MASK』。


この舞台に出演した智くんが

「光一くんの舞台に出てるあの子は誰?」

みたいな噂になっていたらしいという話を

前回の記事のコメント欄でららかんさんと話してたんだけど


たしか…

拾い画で見つけて写メ撮ったはず、と探したら


あった💙










1997年、1998年の2年間京都で自分を磨き、
自分自身に納得ができ満足した智くん。

1998年11月。

『KYO TO KYO』千秋楽を終えてすぐ
事務所を辞めることを決意し、伝える


ところが
そうはいかないのが大野智のすごいところ💙


これも以前、書いた自分の記事スクショ⬇️




と、

怒涛のお仕事の嵐。



智くんが Voyage でジャニーさんの真似しながら

「手伝ってくれ」みたいに言われた話ししてたのを思い出すね。あんな感じで引き留められたんだろうなって照れ




『アラシゴト』にも
自分の納得のいく踊りもできたし、東京に戻ったら事務所を辞めて、新しく絵の関係の仕事につこうと思った。

一応「やめる」って意思は伝えたんだよ。でもなぜか『MASK』に出ることになって、そのままズルズルと『PLAY ZONE』にも出ることになっちゃった。



これだけを見ても
智くんが芸能の世界に身を置く事になったのは

偶然ではない必然なんだなってあらためて思う





☆*:.。. .。.:*☆*:.。. .。.:*☆




今回、舞台の智くんを書きたくて智くんの舞台関連の雑誌や、昨年ポチッた舞台のパンフレットをずっと観てたんだけど


智くんにとっての''舞台''は
なんかすごく深い感じがして、簡単には辿り着けない。


ただひとつ、なんとなく掴みかけてきた感があるのが
やっぱ、きださんとの関係性。



『テンセイクンプー〜転世薫風〜』パンフ

僕は覚えてないんですが、前回の公演の時きださんに「ブルース・リーが好きだ」って言っちゃったみたいなんですよね。きださんはそれを覚えてくれていて、今回はカンフーを取り入れてくれたみたいです。あまり不用意にものを言わない方がいいですね、なんでも取り入れられちゃうから(笑)。



『バクマツバンプー〜幕末蛮風〜』パンフ

ー今回きださんは「熱い大野君をお見せしたい」とおっしゃっていますね。
心の中に熱いものを秘めてる奴、っていうのが、きださんのボクへの第一印象だったらしくて、だから今回のような役を作ってくれたんだと思います。



2008年『Top Stage』アマツカゼ〜天つ風〜対談

これまでの3作の役でも、きだっちは、俺のいろいろなところを引き出してくれて。自分でも気付いてないようなところを観察して、舞台へ、役へ引き出してくれた。あ、こんなオイラもいたんだって、なんか不思議な感じ。
きだ『プーシリーズ』は、俺の''大野くん観察日記''だから(笑)。
あ〜、言いたいことすごくわかる。毎回、きだっちとやるたびに、今度はどうくるんだろう、って楽しみになる。


「あ、そうか!」って役を理解するまでが大変なんだけど、毎回、自分の可能性を広げてもらってると思う。
って言いながら、この人はね、毎回、簡単に壁を越えてしまうんですよ。
簡単じゃないよ。いつも、どっかしら引っかかっちゃうんだよね。
そういう苦労は見せないんだろうけど、結果的には軽々越えてるよ。
ある日、パッと目の前が開ける感じ。

僕が思ったのは、特に『バクマツバンプー』のときに大きく変わった。普段、あまり感情を表に出さない大野くんに、思い切り声を出させてみたかった。一度開いたら、感情が溢れ出てきて。
普段、ワーッ!とかなったことなかったからね(笑)。『バクマツ〜』のとき、初めて聞く自分の声があった。とりつかれたような声が出てビックリした。



拾い画

『バクマツバンプー』で印象的だったのは、通し稽古のとき。芝居を通すことでカチッとスイッチが入った彼の感情がバーン!と弾けて。ボロボロ泣きながら剣を振る大野くんの気迫に皆が圧倒されて、感動してすすり泣いている人もいました。




2005年『LOOK at STAR!』

きださんは実際、すごく鋭いんですよ。人を見抜く力があるというか。仲のいい友達によく言われることを、最初に話しをしたときに言われましたからね。「大野くんって、よく考える人なんだね」って。自分では分からないけど、ある程度、仲良くなった人からしか言われないことだったから、びっくりしました。そういうこともあって、きださんにだったら、どんな人物を書かれてもいいな、という気持ちですね。

そのふたりの対談のなかで
『センゴクプー』は、風助のひょうひょうとした感じが大野君と合ってると思ったんだ。でもそれは外側で、大野君って本当は熱いものを持ってると思うんだよね。


『アマツカゼ〜天つ風〜』パンフ

僕の中に在るものの中から、毎回違うものをきださんが引き出してくれてるんだと思うんですね。(中略)僕が心の奥に秘めていた熱いもの、それをきださんは次々と引き出してくれるんですね。特に『バクマツバンプー』のときの「熱い自分」を見て、自分でもビックリしたんです。あんなに情熱的になったのは初めてのことでしたから。




こうして、自分が''これ、かな''と思う言葉たちをひたすら書いてみると、なんとなく見えてくるのが、きださんの智くんに対する興味。智くんに限りない可能性を感じていて、それを引き出していこうとする''執念''みたいなもの。

その、きださんの強い思いが智くんの中に在るものにピタッハマり、リンクしてどんどん引き出されていく。その引き出されていく"可能性''が、きださんの思うもの、智くんの思うもの、をどんどん越えていくから、きださんの興味がもっともっと湧いてきて、智くんはまた挑みたくなる。

その相乗効果、みたいなもの。


『アマツカゼ〜天つ風〜』パンフで。

演劇情報誌「シアターガイド」スーパーバイザー
今井浩一さんというかたのコメント。

今井さんは、智くんの舞台
『青木さんちの奥さん』で初めて智くんを観たと。

その後、『センゴクプー』に出会う。
普段はひょうひょうとしていて、コミカルで、いたずらっぽさを漂わせる大野風助ですが、それはいわば『青木さんちの奥さん』やテレビで見られる大野君の魅力です。しかし刀という問答無用の暴力を前にした時、刀代わりに手にしたしゃもじの一振りにも''本当の強さ''を探し求める信念を漂わせ(中略)信念を貫いた代償として声を失っても、「マダマダ」と明るく振る舞う「風助」の想いは、さらに雄弁に、ビシビシと客席に届いてきました。

つまり、『青木さんち〜』のときに観た大野智とは違う印象だったと。そして不覚にも涙してしまったそう。

そうして『バクマツ〜』『テンセイ〜』と観てきたら
智くんはさらに新しい魅力を発揮した、と。

何より関心したのは、どの役についても、せりふをせりふとして感じさせない説得力があるのです。まるで、大野君自身の内面からの叫びであるかのように、あまりに自然なのです。

大野君は舞台上で、作品ごとに覚醒していきます。ロールプレイングゲームのキャラクターが、障害をクリアするたびにパワーアップするように。つまり、主演/大野智、作・演出/きだつよし、というプーシリーズは''演劇''をキーワードにした大河ドラマなのです。

自らヒーローを演じてきたきだ君は、この『プー』シリーズで、大野智君という本物のヒーローに出会うことができたのです。



なんかちょっと難しいけど

大野智×きだつよし

のタッグが
さっき言った''相乗効果''みたいになって
双方が思うよりもっと良い作品をどんどん生みだしていく、というような。


「大野くんは熱いものを持っている」というきださん
「きださんは次々と引き出してくれる」という智くん

そういうことなのかなぁ…って







こちらの記事に⬇️

2014年の雑誌で
きださんが大野くん、舞台がやりたくなったら、また声をかけて下さい。と語っていることを書いたけど、


2013年10月号『ザテレビジョンCOLORS』。
(メンバー)4人がそれぞれ本当に個人でも頑張ってるから。俺もやらなきゃ、って思ったとき、個展はまたできればやりたい、って思った。あとは、時間があって、そこでドラマ、映画、舞台、どれか好きなものをやっていいって言われたら…、そうだね。今なら、俺は舞台を選ぶかな。


この時の智くんの言葉に
全て集約されてる気がするね。


"嵐''が全ての基準であり、その上で個人のお仕事を、となった時に初めて、個展以外で選ぶということがあるなら''舞台''なのかな、と思った。











1日早いけど、ニノちゃん
Happy birthday誕生日ケーキお祝い

ニノちゃんもニノ担さんも忙しそうです😊
健康に気をつけて頑張って下さい🎉





7年前、2017年の今日は智くんの歴史が動いた日。

智くんが
それまでひとりで抱えていた想いを
やっとメンバーに伝えることが出来た日。

この日は大切に思いたいなと思う


だって
それまでその想いは…

ひとり抱えたまま、現状が変化することはなかった。
だから7年前のこの日は智くんの大切な日のひとつ


だと思う。



書道家の紫舟さん。
『嵐にしやがれ』智くんのコーナーに出演された時のことを、活動休止発表後にSNSで

2017年冬、嵐の大野さんがアトリエにいらっしゃった。その時に「大野」と書いてほしいと要望をいただき、急でしたが目の前の方をそのまま書き写してみる。最初は、穏やかなやさしさを筆がひきはじめた、その墨蹟が、いつのまにかグルグルした渦となり、無間にみえる渦の中にいる大野さんに仕上がった。
その説明をした後、大野さんからは、何年も絵が描けないこと、何を描いていいのかわからないと、収録中にもおっしゃっていました。
モノを作ることができる者にとっての自由とは、創作の中にある。もの作りのその瞬間にだけは、心は解放され自由になることができる。その自由に触れることすらできない苦しみを、同じ表現者として感じていました。
(中略)

活動休止が寂しくても「自力で渦から抜け出る''選択''を下した」大野さんは大きくて立派な方だと感じています。



ナインティナイン岡村隆史さん。
ご自身も活動休止した経験があり、嵐、活動休止発表後にラジオで語ったことから一部抜粋

嵐で言うてもリーダー。いろんなプレッシャーもあるやろうし、責任感もあるやろうから。大野君ってああゆうキャラクターやから、何となくフワフワしながら嵐の中でもいじられたり、リーダー、リーダーってまつり上げられてるような見せ方をしてるだけで、すごい責任感もあるやろうし、すごいプロフェッショナルやと僕は思っている。忍者のやつ(映画『忍びの国』)もすごかった。ああゆうのもひょうひょうとやる。すごいなと思っていて、みんなが思っている大野君はキャラやと思う。
(活動休止は)びっくりしたけど「いったん休ませてください」って言える大野君ってええな、と思って。僕とは違う。



「自力で渦から抜け出る選択を下した大きくて立派な方」

「いったん休ませてくださいって言える大野君ってええな」


おふたり共、
智くんの決断を良い方向に捉えてくれてる事が
嬉しくて、印象に残ってる。


私も

大きな決断を、決めて、動いて、成し遂げた、その全てを含めた智くんが大好きだから


この日は
私にとっても大切な日。