ん?人参です。
今日は経過報告よりもちょいやり方でも書いてみましょうかね~。
最近お仲間さんたちがスクラッチの話をしてました。
いつもなら「削って当たるスクラーッチ」とか馬鹿なこと書くところだけど今日は真面目に。
ゼータプラスの腰横についてるビームカノンでスクラッチやってみましょう。
【人参式ざっくりスクラッチの仕方】
①欲しい形の絵を原寸大で描いてみる。
絵が下手でも構いません、この絵が張り付くわけじゃないし。
②透明プラ板にトレース。
いくつか方法はあるけどおいらのオススメは透明プラ板に移す方法。
テキトーな油性の細いペンでアウトラインをトレースしましょう。
そしてそれを切り出したのがゲージになります。
③ゲージを固定してプラ板にアウトラインをつけよう。
ペンじゃダメなのかって?ペンでもいいけどペン先が太いからライン取りが後で大変よ?ニードルのひっかき傷はかなり細いしね。
※ここで最近話題のメモリ付きプラ板ではダメなの?て聞こえてきそうだね。
まず人参が持ってないってこともあるけど使わない理由もあります。
コレね。
これってさ、脳内で三面図をしっかりできる人やパソコンでCADとか使う人ならわからなくないんだけどけして素人に使いやすいものではないと思うのさ。
写真では分かりにくいけど、枠があるのは1cm刻みでミリ単位には点がついてるだけ。
そ1mmて模型の世界だと結構厚いからさ、ちょっとしたズレが大きくなるのとトレースしたものがメモリで見にくいてデメリットもあるわけ。
まぁ、好みだけどねー。
三面図しっかり想像して組み上げても結局組んでみたらイメージと違ってやり直してのも多いし。
※商品が悪いわけではなく、初心者には使いやすいようで意外と難しいてことね。
あ、それたそれた。
④切り出し。
意外と引っかかる人が多いらしい切り出し。
えっ?傷が見にくい?
しゃーないな、そんな時は水性サインペンで傷を上からなぞってティッシュで拭き取りな
慣れないうちはラインをはっきりさせたほうがいいかもね。
今回使ってるのが1mm板だからそんなことしてるけど0.5mmとかならデザインナイフで切ったほうが早いね。
※おいらが使ってるのはツノダさんの2cmくらいの刃先のニッパーで切り出してるけど、もっと切れ味を求めるならゴッドハンドからプラバンニッパーが売ってるのでオススメ。
⑤さーて、当てがって見てみよう
これはもう場所だしが終わってるから丸印ついてるけどポリキャップの穴がずれるとイメージも変わるからね。
⑥ポリキャップの穴の位置決め。
はい、難しくない。
さっき使った水性サインペンをポリキャップの頂点?この白く塗って、ペンで指してるところに塗りつける
※わかりやすいかと思って白く塗っただけなんで白く塗らなくていいよ。わかりにくかったけど
そんで、そこに決まった位置のプラ板をスタンプ
⑦で、それをゲージにして必要分複製すればパーツの完成
慣れないうちは使えそうなパーツは再利用して、どうしても必要なパーツのみを作るようにするといいよ。
それでもパテの削り出しよりは楽だから。
◼︎はい、とりあえずやってくとこんな
Zプラスは全体的にパーツに丸みがあるからプラ板スクラッチはあまり向かないけど、ビームカノンみたいにフラットな面が多い場合好みのかたちをつくりやすですよ。
今回のような完全に新しいパーツを作るのも1個1個の基礎工程をしっかり丁寧にやれば誰でも出来ます。
そして最初に方眼紙で書かないほうがいいって言った理由は現物あわせで変わってくるから。
コレは慣れないとわからないのかもしれないけど、他のパーツのアールやラインと新規パーツのそれが整合性が合わないとすごく不自然に悪目立ちするからなんだよね。
はじめてスクラッチする人とかは方眼紙に描く時点でそれをイメージして完璧なものを書くことは難しいんよ。
完全に直線の組み合わせになるけど、ガンダムとかでも完全な直線の面なんてほとんどないからね~。
それならマスに頼らずに絵を描いたやつをゲージにしたほうがいいってことよ。
はい、人参さんの、スクラッチ講座でした。
あくまで個人の主観とかも入ってるからこれが絶対正しいわけではないけどねー。
おー、今回かなり真面目なんじゃないのか?
これはあくまでおいらのやり方なので他にもやりやすい方法はいろいろあるだろうから興味ある人は実践してみるべし。
ではばいばーい。