新選組の恋愛事情(土方編) | さっちゃんの新選組日記。

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こんばんは、九兵衛です。


新選組というと・・・・血なまぐさ~~~~い斬り合いばかりを想像されると思うが・・・・


そんな新選組隊士だって恋のひとつやふたつ、してるもんである。


今日はそんな話をしてみようかと。


やはりトップバッターはこの人だよな。



キョンチママのティールームZ

そう、こいつ↑↑のモデルになったお方だ。


「土方歳三」


こやつは現物の写真を見てもらってもわかるとおもうが、たいそうな美男子で・・・・・

とにかくモテた。


どんだけモテてたかというと・・・・


「親戚に自分あてのラブレターの束を送りつけるくらい」


・・・嫌味だなおい。


最初の色恋沙汰がこれ。

美男子ぶりが災いする事件・・・

彼が17歳の時、2度目の奉公に出された時に奉公先の年上の女性を妊娠させてしまうのだ。

残された記述によると

「同朋輩の一女から、その赤い袖口を引込まれてしまった」

とあるので、あちらの方が誘ったかと思われる。

そりゃ、かわいい男の子いりゃちょっかい出したくなるよな・・・(--;)


ただ、この妊娠ってのはあくまで言い伝えだから、本当かどうかわからんけどな。

本気で付き合ってたかもしれんし。


いちおう、結婚も考えたらしいが、結局、周りの反対もあって歳三自らが別れ話をして終わらせたそうだ。


最初から飛ばすな~歳三。(-"-;A


そんな歳三のありさまを見かねて、歳三の義理の兄、佐藤彦五郎さんが縁談を持ちかけてくる。

縁談の相手は「お琴さん」という評判の美人だった。


三味線も唄も上手で、しかも美人なお琴さんを歳三は一目見て好きになったようだ。


しかし歳三には

「武士になる」

という夢がある。

しばらく俺を自由の身にしてくれ、と縁談を断ったのだ。

結局、婚約という形ではなしは収まるのだが、その後も逢瀬を重ねていたようだ。


しかし、歳三に決断が迫られる日が来る。


それは浪士組として京都に上洛する日が来たからだ。

そう、新選組ができるきっかけとなった出来事だ。


歳三は上洛の際、「豊玉発句集」というものを残している。


キョンチママのティールームZ

↑↑

注目してもらいたいのは丸で囲まれてる部分。

なんて書いてあるのかというと・・・


「知れば迷いしなければ迷わぬ恋の道」


手に届くところにある恋といつ叶うかわからない夢に迷っている・・・そんな意味の句だ。

その恋の相手ってのはお琴さんに間違いないだろうな。


結局歳三は、武士になる夢の方を取ったのだ。


お琴さんは歳三をずっと待っていたようだが、慶応元年(1865年)に会ったのを最後に二度と2人は会うことはなかった。


う~ん・・・なんか・・・切ない。(ノ_-。)


その後、京都に来た歳三はモテモテ三昧の日々をおくり、あのラブレターの束を送りつける始末・・・。

その中の一人、君菊さんという舞子の間には女の子まで生まれたっていうし・・・。


いくら妾をもつことが許される時代だからとはいえ・・・・

ひでーよ歳三。お琴さんに土下座して謝れ。(=`(∞)´=)


ったく・・・男ってのは・・・むかっむかっむかっ