後遺症の味覚障害、嗅覚障害は毎日亜鉛を飲む事で1ヶ月かけて徐々に回復していきました。
その間、毎日コーヒー、お酢、茶葉の匂いをかぎ、嗅覚障害の回復を確認しながら生活しました。
かなり初期の頃から貝が真空パックで入っているカップ型の簡易しじみ汁を毎日、朝に飲むようになりました。
超初期の頃はフルーツと、しじみ汁だけは、他の食べ物と明らかに味が違うように感じました。
貝の旨みや、酸っぱさが強く出るフルーツだから、違いを感じとれたのだと思います。
逆に人工的な甘みや香り、旨みに関しては全く感じる事ができませんでした。
すると、はっきりと本物と人工物の違いがわかるようになりました。味覚障害でも違いがわかる物を探せば探すほど、世の中、人工的なものが想像していたより多くてビックリしました。
フルーツは生フルーツ同士なら酸味の違いなどで味の違いを感じる事はできるのですが、濃縮還元ジュースになると、ぶどうやりんご、オレンジなど、味が全然違っていても、全く区別がつかず、ダメでした。
みんな同じ味。。。
なので、少しお高いですが、フルーツ盛りセットみたいなのをよく食べてました。味の違いを少しでも感じられる物を心も体も欲していたからです。
現在、コロナになって2ヶ月経ちますが、嗅覚は約1ヶ月で完全回復しました。本当に鼻うがいには感謝しかありません。0だった嗅覚が一回で50%まで回復したから。
味覚障害後、料理をしなければならない主婦としてどのように暮らしてきたかを書いていきたいと思います。
まず、料理の味付けは、自分で調整しなくても、現代では、いろんなものが売っているため、なんとでもなりました。
最初は外食やテイクアウト、お弁当などを買ったりもしていたのですが、だんだん、そういうのもあきてきて、普通の家庭料理が恋しくなりました。
魚はすでに塩が降ってあったり、干物になっているものは焼くだけで味付け不要だし、お寿司やお刺身はそのまま食べられるし、シャケのホイル焼きなんかも塩胡椒してバターを乗せるだけなので、特に味付けに問題はありませんでした。
お肉はしゃぶしゃぶのタレ、焼肉のタレ、ポン酢、生姜焼きのタレ、焼き鳥のタレ、ステーキのタレを使い、タレはもう味が完成されているので、私は肉を焼けば良く、味の調整をする必要はなかったので、非常に便利でした。
炒め物もクックドゥとかの炒め物の元みたいなのが、色んなパターンが何種類も売られていますので、そういうのを活用しました。炒めた最後にそれをかければ、味覚障害でも安心して料理ができました。
また、汁物も味が分からなくても、だしをいれ、普段と同じ量の味噌を入れるだけ、中華スープの素も普段と同じ量、コンソメはコンソメキューブを同じ量入れるだけなので、困る事は特にありませんでした。
1番、難しいのは煮物とかですかね。
色々入れて味を見て、整えるっていうのができないので、夫や息子に味を見てもらいつつ、最初のほうは作りました。
完成品も、一応市販の元を使ってない場合は不安だったので、クックパッドのレシピに忠実に作ったりしました。目分量で使った時は、「味はどうか?」と毎回夫や息子に必ず確認してました。
せっかく味覚障害になったので、コロナ前から苦手だったコーヒーに挑戦してみると、、、
1番苦くて濃いエスプレッソのブラックもごくごく普通に飲めました💡むしろ、何も感じられないはずの舌に、少し苦味が感じられ、嬉しかったです。
味覚障害の人にとっては、どんな味だろうと、何も感じられないより、感じられる方がずっと嬉しいのです。ほんの少しミルクを入れたら、一気にマイルドになって、牛乳を飲んでいるように感じました。
もしかして、私がコーヒーを飲めなかったのは苦味に敏感すぎたからではないか?と思いました。
大人になると舌の感覚が少しずつ鈍くなり、子供が美味しいとは感じないコーヒーやビール、わさび、からし、唐辛子など苦味、辛みの強い物も平気になっていくのに、私はいつまでも辛い物も苦い物も苦手でした。
でも、コーヒーを飲むのには、私は味覚障害で舌が鈍くなっている位がちょうど良かったのか?そんな事を考えたら、だんだん楽しくなっていきました。
だいぶ味覚障害も回復してきたあたりで、ゴーヤチャンプルーを作ってみました。ゴーヤの苦味をきちんと感じられて、嬉しくてゴーヤを噛み締めながら食べました。
味覚障害になって1週間後あたりで、お刺身も食べたんですが、元々、わさびやカラシ、唐辛子などの刺激物に私はかなり弱く、タイ料理など食べられないし、寿司のわさびも高校生までサビ抜きだった人で、おばさんになった今でも、刺激物が苦手で寿司や刺身のわさびも極少量しか使わない人でした。
しかし、驚いた事に匂いを感じない嗅覚障害だからか、いくらわさびを食べても、面白いほど鼻にツーンとしてこないのです。
普段なら、少量でもツーンとして悶絶していましたが、いくらつけても全くツーンとしないのです。
わさびの辛さとは、単なる舌の辛さだけではなく、ツーンとする匂いも一体化して相乗的に作られた辛さだったのだ!と改めて気づけたのです。
わさびの匂いと味を分けて感じる事ができると、私はわさびのツーンが苦手なだけで、わさびの味は好きだったのだと気づきました。
ただ、沢山食べると、舌にも少し痺れる感覚があり、わさびは鼻への刺激だけでなく、きちんと舌への辛味もあるのだな!と言うのもわかりました。
普段は一体化されてて、はっきりと分けて感じる事ができなかったので、非常に面白い体験でした。
また、何より味覚の違いを欲していたので、辛さで舌が痺れる感覚がまた嬉しくて、わさびを普段より沢山かけて食べました。
この時、もしかして、今ならチューブ1本飲めるかも、と思えるほど、危険なくらい鈍感になってました。
今なら激辛ラーメンや激辛カレー辛さレベル10みたいなのも食べられるかもしれないと思いました。
しかし、あまりに鈍感すぎて、本当に治るのだろうか、と不安も感じました。
ちなみに味覚は2ヶ月後の今も実は完全回復には至っておりません。甘味だけの回復が他の味覚よりだいぶ遅く、今でも甘味は多少感じられるようにはなりましたが、昔と同じではなく、かなり甘味の感覚だけが鈍い状態です。数字で言うと50%回復くらい。色んな後遺症体験談をみると、他はすぐに戻っても、甘味だけは、回復してはいるものの、なかなか元通りに戻らない人が多いのです。どうやら、そういうものらしいです。
他の、苦味、旨み、酸っぱさ、しょっぱさ、辛さはほぼ回復し、ほぼ昔通りに感じられるようになりましたが、なぜか甘味だけが弱いのです。
なので、甘味が含まれてない物はほぼ昔通りの味ですが、甘味が含まれる物は、多少、味は違うけど、甘味薄めな昔の味に近い味になってます。0ではないので、半分でも感じられるだけ全然良いです⭕️
長い事、そんな状態で過ごすと、人間、慣れる物で、本来の味をだんだん忘れつつあります。
もうこの味覚に慣れてしまい、最近は特に困ることもなくなってきました😅
ちなみに、辛みやら苦味は、すっかり元に戻り、辛いのも苦いのも少しだけしか無理な状態に戻りました
ーーー
美容国 韓国のKUNDAL(クンダル)の洗い流さないヘアトリートメントをお試しさせていただきました。
今年7月末に発売されたばかりの新商品!
香りは全3種あり、「バイオレットミュゲ」「レザーアイリス」「イランイラン」を選べます。
私はバイオレットミュゲを選びました。
こちら。
こちらの商品は臨床実験で証明された毛髪タンパク質の補修に効果的&キューティクルの粗さの緩和に効果的です。また、熱器具による毛髪保護効果(ヘアドライヤー、ヘアアイロンなど使用時の熱による毛髪保護機能)もあります。
なので、ドライヤー前につけるのがおすすめです。
この商品はアンプル&ヘアパック&トリートメントのメリットだけを込めて、豊富な栄養と水分を角質層まで浸透させる高濃縮トリートメントとなっております。
では実際、使用1回目のお写真を載せてみます。
⚫️左がいつものお手入れ(薬局で買ったシャンプー+リンス+洗い流すヘアトリートメント)を使用
⚫️右が(薬局で買ったシャンプー+リンス)+今回の商品KUNDAL 洗い流さないトリートメントを使用
どちらも、ドライヤーでしっかり乾かしてから、15分後。
ふくらみや癖が強く、縮毛矯正しようと思いつつも放置していた私のボサ髪ですが、、、
いかがでしょうか?
明らかに右の方が、いつもより髪が落ち着いて見えます
購入はこちら
フォロワー限定クーポンはこちら
ーー