受験関連本。
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前回の一月休むか問題①の続きです。
学校を休む人ほど志望校に落ちる
とか
学校を休むと生活習慣が乱れる
など、色んな事を言う人や色んな話を聞きますが、我が家の話を含め、そんなことは別にないよ、って話もしておこうと思います。
我が家は一人っ子で、母は専業主婦。
夫はリモートワーク可能職種だった為、夫には1月から2月頭の受験終わりまで、ずっとリモートワークにしてもらいました。
子は給食を1ヶ月止めて、初戦は栄東のA日程(1月10日)だったので、3学期の始業式(1月7日)からどんな結果だろうと受験が完全に終わる予定の2月6日までの1ヶ月間、ずっと学校を休み続けました。
ちなみに1月は、塾の正月特訓までは塾に行っていたけど、それ以降は感染予防の為、塾(サピ)も休んで全てリモートで授業を受けてました。(おかげで、サピの最後の授業の終わり方も、画面越しにあっさりでした。笑)
とにかく、我が家は徹底的に感染予防しました。
その結果、開成、聖光、渋幕など
受験校6校全部に合格しました。
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休むと中学に連絡が行くかどうか?
なにか悪影響があるんだろうか?
我が家は夫が学校は絶対休ませたくない派だった為、これまで病気以外では小学校だけでなく、幼稚園ですら休む事なく過ごしてきました。
受験とはいえ、元気なのにいきなり1ヶ月も学校を休ませる事に、受験前は少し不安でした。
結果、
1ヶ月休んだ後、久々に復帰した小学校生活では特に困る事は何もありませんでした。
というか、クラスの半分が中学受験生だったので、受験日ごとに1週間前から休む人、2週間連続で休んだ人、我が家のように最初から最後までずっと休んだ人など、休むスケジュールは各家庭によりバラバラでしたが、とにかくみんな休みまくっていて、1月はクラスの半数が常に不在だったので、特に我が家だけ目立つ事もなく、受験で休む事はごくごく自然でした。先生の対応もそんな感じだったし。
中学入学後も、小学校の最後の1ヶ月を休んだ事について、先生に聞かれた事は一切ありませんでした。
なお、中学校に入ってから知ったのですが、難関校では、小学校時代に浮きこぼれの為(落ちこぼれの反対で、頭が良すぎて学校で浮いてしまう事)、不登校だったり、学校を休みがちだった、というお子様が何人かいました。優秀な人にも、優秀なりの悩みがあるんですね。(中学はみんな楽しく通っています。)
理由は様々で、
先生より知識がありすぎて、先生の間違いを指摘したり、先生の知らない事を発表するうちに、先生から嫌われたり、目をつけられ、敵視されてしまった人。
友達と考え方や精神年齢が違いすぎて、趣味や会話が全く合わず、あまり学校生活が楽しめなかった人。
知ってる事をノートに全部書かないと先生に怒られるし、一度で覚えられるのに繰り返し練習を強制してくる小学校の授業形式が苦痛だった人。頭は高校生並みなのに、小学校の低レベルな授業が耐えられなかったなど、理由は様々なようです。
息子を見ていると最難関私立に受かるような子は、小学校の授業は教科書も全部頭に入っているので、皆が45分かけてやる事を3分位で終えます。
残りの40分近くは、すでに知ってる事をきちんとノートを取らないと先生によっては怒られる場合もあるし、友達と話しても怒られる、寝てても怒られる、内職して自分のレベルに合った問題を解いていても怒られる、塾の宿題をやっても怒られるのです。
授業に積極的に参加しようと挙手しても正解しか言わないので、普段手をあげない人や普通の学力の人を指すので忙しく、ほぼ指されない。指されるのは誰も手をあげない時か、正解が出ない時のみ。
そうなると、課題をやった後、授業中はひたすら何も考えず、ボーっとする事しか許されないのです。
だから、世間の優秀な子は「一体これはなんの修行なの?」って思う子がほとんどじゃないかなと思います。
学校が何もしない事を強要するのに、家に帰れば塾の宿題が山のようにあって時間は足りない。なら、家で自分に合った勉強をしてる方がよっぽど時間の有効活用と思うのです。親も子も。
我が家は、友達のおかげで不登校にならずに済みましたが、小学校の国算理社の授業4科目は簡単すぎて、つまらなくて、しんどいと何度も子供に言われました。小学校時代に不登校になったり、授業をサボって校庭で遊んでいた中学の同級生の気持ち、わかりすぎる〜。
息子が毎日小学校に行っていた当時の目的は、友達と休み時間に会話したり、休み時間に運動して遊ぶ為。あとは、音楽、図工、体育、家庭科の授業を楽しむ為でした。
話は戻りますが、小学校時代に不登校気味だった中学に通うお友達たちは、小学校を半分以上欠席しても、今通っている中学は合格してる訳です。
併願校(進学校)も普通に何個か合格してた(偏差値帯が同じだと大体、我が家と併願校も同じ)なので、進学校では、全然、出席日数や学校の成績など見ていないって事ですね。
(いくら頭が良くても、テストや授業を受けなかったり、提出物を提出しないと、小学校の成績もイマイチになるはずですが、私立進学校の合否判定には全く関係ないようです。「小学校の成績表は一切見てません」って開成なんかは公言してますし)
そもそもWEB出願では出席日数や成績を入力しないですしね。
進学校の入試1発勝負は本当のようです。
2月が終わり、3月になると、どの子も進学する中学には、小学校に在籍していた証として、出席日数が書かれた成績表などを提出しますが、それは公立に行く人も全員同じで、義務教育なので、どこの小学校から中学に移動するのかの確認作業みたいなもののようです。
それを提出したところで、合格後の話なんで、関係ないです。なので願書と一緒に成績表の提出がない学校は、休んでも問題ないと思います。
ただ、国立や都立は5年からの成績表が必須だし、女子校や大学付属校などの中には、願書と一緒に小学校の成績表や出席日数、志望理由などを提出する学校もあるようです。KOや女子校で面接のあるような学校、志望理由を聞かれる学校なんかは成績や出席日数を見てるかも?
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