運動会日和。
暑いくらいでした。
息子の小学校は、運動会は春に行われます。
イマドキの運動会は午前中のみ。
お弁当がいらないようにしてくれているのです。
そのため、親や先生たちの競技やら、
お遊戯類やら、応援合戦、借り物競争的な面白競技やら、
いろいろ……ない。
５，６年生は少し活躍の場を広げられるようなプログラムになってるのかな。
シンプルイズベストです。
開会式では、なぜか子どもたちが一生懸命歌う歌声に、
私と私の母は二人して涙ぐんじゃいました。
我が子がどうのこうのでなく、
子どもたちが一生懸命歌う歌声って、胸を打つ。
人の心を動かすって、上手い下手だけじゃないんだなって思います。
さて、いよいよ競技です。
３年生の我が子は、
徒競走と台風の目に出場。
「かけっこは…がんばろうかな」
「ぼく、遅いんだよ、たぶんビリ」
事前はこんな風で、決して強気とは言えません。
やる気がない、とは違う。
息子は赤組で、
友人が白組の子が多いらしく、
そこはちょっと残念そうでしたが。
頑張ろうとは思っている様子でした。
当日の朝も
「白組に負けるわけにはいかないんだよ
だから頑張らなきゃ」
そんな感じです。
開会式の後、プログラムの１番目が、
３年生の徒競走です。
我が子は９番目に出走。
緊張のスタートです。
そういえば、幼稚園から2年生だった去年あたりまで、
ヨーイドンの合図のとき、
「音にびっくりしてスタートが遅れちゃうんだよ」
って言ってたっけ。
びくっとしちゃうんだと言ってた。
３年生になるともうさすがにそんなこともないようです。
そんなことにも成長を感じられる。
私はゴール近くで待ってました。
がんばれ、最後までがんばれ～～～
本人の宣言通り、ビリでした。
が、６レーンあるところ、
息子のいる９組は５人しかいないため、
結果は５位。
ラッキー５位でした。
そして、彼がニコニコしながら走っているのがとてもいい。
そして台風の目。
この競技、昭和から？もしや大正？
私が小学生の時にもやりましたよ
運動会でしか見ない競技
まわるとき、外側の人は早く走って、
内側の人は力を使ってぐるりと回してあげると早くなる、
あれです。
意外と好きだったな、私。
我が子は、ま、楽しそうには、参加してました。
運動会後の帰り道、
「ほんとに楽しかった。
僕はかけっこで一生懸命走れたのがとてもよかった」
と振り返ってました。
先生たちがそういう気持ちにしてくれたのかな、
と感じられ、とてもありがたく思いました。
運動会。
一人ではなかなかできない経験。
楽しめたようでよかったです。