【プロからのヒント!】小学校での読み聞かせ | 勝田香子のブログ♪

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ナレーターの勝田香子です!
383gで生まれた自由人の息子(小3)とどうやって稼いでくるのか謎の小劇場役者の夫をナレーターしながら育ててます。
気のむくままつづりますo(^-^)o

公式HP https://www.kyokokatsuta.com/

 

学校読み聞かせのヒント 

 

学校や保育施設などでの子どもへの読み聞かせ、

・大好きでやってるけど、緊張する

・やってみたいけど、自信がない

そんなお母さんたちへおねがい

 

今朝は、息子のクラスに、読み聞かせに行ってきました。

この季節、ちょうど雪が降ったあとだったので、

新見南吉『子どものすきな神さま』にしました。

教科書の定番、新見南吉作品は子どもへの読み聞かせにもってこい。

ラストシーンに真っ白な雪に小さな赤い靴、

という粋な演出が待っていて、

そこに向かって雪の野原や13人の子どもがいることを想像できるように読みました。

プロらしく子どもを惹きつけて帰ってきましたよ照れ

(自画自賛笑い泣き

 

今日は学校でも子どもたちが「かさこじぞう」の発表をするようで、

先生も「参考になったでしょう」「コツをきかせてもらおう」

とおっしゃっていました。

 

その時子どもたちに話したこともそうでないことお伝えします。

まず、私がしたこと。

読む前にみんなに先日降った雪のことを思い返してもらって

作品の世界に近づけました。

読む直前には、一度目をつぶってもらって

東京よりたくさんの雪が積もった広い野原を思い浮かべ、

そこにいると想像をしてから目をあけてもらいました。

 

ではポイントです

・読むよ、と目で合図

・読み始めと読み終わりだけでも顔をあげる

(顔をあげるのは最初は意外に難しいので、練習が必要。

 本番で万が一読んでいるところを見失っても、焦らず

 “今のは間だよ”と涼しい顔で読み続ける)

・色やにおい、寒さ、光、風を感じる

・視線を使う(たとえば「音がした」描写があったらそっちを見る)

・感情を表情で表す

・会話の時には相手との距離を考え声の大きさや話し方を工夫する

 

一番大事なのは、子どもたちとのアイコンタクトです。

楽しく聞いてるかな、おいてってないかな、と見る。

微笑んで時々見てあげると子どもは安心します。

 

 

やっぱり一番は… 

 

あれこれ言いましたが、読み聞かせは、上手い下手は関係なく、

やっぱりお母さんやお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが一番です。

その次に先生や、私たち保護者の学校での読み聞かせ。

実は、なんだっていいウインク

そうも思っています。

 

そのうえで飛び出すハート

自分の読み聞かせの順番がまわってきてドキドキしているお母さんへ。

子どもを好きな気持ちが伝わればそれでよし。

大好きな子どもたちのために、よりよくしたいという方への

ちょっとしたワンポイントアドバイスでした。(ワンちゃうけど)

 

次回はオススメ作品を掲載してみようっと。

そのニーズ、あるような気がしてきたニコニコ