こだまの法則
先日の『泣いた赤おに』公演前の
パーカッションワークショップで、
スネアドラムについてのクイズがありました。
Q:このドラムは、高いところから打つのと、
低い位置、ドラムの近くに構えて打つのと、
どちらが大きな音になるか。
子どもも大人も、どちらか選んで手を挙げます。
正解は…高いところ。
そうだよね
実際にやってみせてくれて
スネアドラムの大きな音の響きを体感。
拍手の時も大きく動かして大きな音にしてね、
という前説の一環のようなパフォーマンスにしてました
私はふとそのことを思い出し、
今度のセミナー司会で拍手を大きくしてもらうために使ってみようかしら、
どう伝えようか思いをめぐらせながら、
これって、楽器に限らずだな、と思ったんです。
こだまのように、大きくすれば大きく返り、小さければ小さく返る。
たとえば…
・講師などに大きなリアクションをする
・大きな声で挨拶する
大きなリアクションをすると、ついそちらに目がいくだろうし、
もっとこんな話をしてみよう、となります。
講師に限らず反応がいいと嬉しい。
私も、朗読を頷きながら聞くので、
語り手によくありがたがられたものです。
大きな声で挨拶したら大きな挨拶が返ってくる、
とは限らないかもしれません。
そのうえで、相手も気持ちがいいだろうし、
何より自分が大きな声で挨拶をするのを一番聞くのは自分です。
エネルギー充電できます。
ちょうどまさにそんな出来事が今朝ありました。
雪が降った翌日だったので、息子を、送っていきました。
長い坂の下、歩道橋のところで、毎朝挨拶活動をしている議員さんがいます。
息子は道の向こうのその方に大きな声で
「おはようございますっ！」って挨拶したんです。
その反応がとても嬉しそうで、にこやかに返事をしてくれました。
誰かが気持ちよくなる、って人間はやっぱり嬉しいものですよね。
大きなエネルギーには大きなエネルギーが返ってくる、
これ、自然の法則なんだなと思いました。
こだまの法則