この夏

遅い夏休みを取りました。

もう、真逆の冬になってしまいましたが

今年の晩夏、初秋の旅の

ブログを呟かせてください


2泊3日の 八ヶ岳から蓼科高原へ


誰かが呟いていた

夏の終わりの匂いのする季節



ホテルの部屋から 

こんなに広い空が見られるなんて

そして こんなに長くゆっくりと

動く雲を眺めていたのは 何年ぶり?

いえいえ 何十年ぶり?


渓流の心地よい音

そう、これを求めてここに来ました




時々 夏の終わりに訪れたくなる場所

長野県の蓼科(たてしな)にある

親湯温泉♨️(しんゆおんせん)





古くは 武田信玄の隠し湯

また大正、昭和では文人たちがつどった温泉

また、太宰治が新婚旅行に訪れた地

小津安二郎もここに別荘を建て創作活動に勤しんだとか!


そんな場所に

今年の初夏 ここで絶対にやりたいこと

を決めてきました

それは

今 公開中の

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」

の小説を読む事。ただそれだけ!

そんな贅沢な時間を過ごしたくて‥‥

6月の健太郎君のお誕生日に解禁になった

「あの花が〜」の映画に彼が出演する事

すぐに 単行本を手元に!




いままで 彼が出演する作品を

映画を観る前に読んできました。

「春のめざめ」

「宇宙で一番明るい屋根」

「十二単を着た悪魔」

そうそう 「悪の華」

ちょっと苦い思い出の

「両国花錦闘士」


その時の様に 作品を観る前に

「読みたい」と思って‼️


今回は 掛け流しの露天風呂がある

お部屋を予約。

贅沢なひと時をいつでも温泉入れます。

少しぐらい贅沢してもいいよね

夏休みもなかなか取れず

働いてきたんだもの




また 

ラウンジには 三万冊の蔵書があります

ティー🫖 コーヒー☕️ など飲みながら

ゆったりと好きな本を読むことが出来ます。

この時を過ごすため

仕事を頑張ってきました

やっとこのひと時が🥲



主人が部屋で

お風呂に入っている時間

ラウンジで 読書





ただ 一気に読んでしまうのは

あまりにももったいなくて

途中で 読むのを辞めました。

そう 映画が公開され 鑑賞してから

続きを読もう!




そして 12月8日 

とうとう公開になりました。

初日 仕事帰りに 鑑賞




泣けました 

映画館を出た景色

クリスマス間近の街は

あまりにも 眩しく 

せつなくて せつなくて

また 涙がしぜんに流れてきました




そして 2回目鑑賞 

劇中はもちろん 涙

しかし 意外にも エンドロールで

 伊藤健太郎 

と映された時

ウワァーっと 

鼻から眼にかけて熱くなり

そして 胸の奥が苦しくて 

とうとう 

ここまで戻ってきたね!

健太郎君 

いろいろな困難をよく我慢して

よくぞ 頑張りました

そんな思いで

いっぱいになってしまったみたい


そして3回、4回目の鑑賞

この日は、平日に振替休暇をとって

続けて鑑賞

3回目が一番泣けてしまったかも。

これまで、幾つかの戦争映画、特攻隊のドラマを観てきました。やはり、推しが出演している!という事もあり、思い入れも強く私の中では涙を余計に誘ってしまうのでしょう。


彼の演技は奥深いです。

特に 

この作品は彼の眼差し 

目の演技が素晴らしい

あの眼差しが

慈悲深い

観音さま?

菩薩さま?

のようにも見えてしまいます。

さもすれば

屈託のない子供のような笑顔 

劇中でもあのお渡し会から聞こえてきた

同じワハハ😆笑の声 

みんなみんな健太郎君の

自然なしなやかな演技です。


ネタばれ になってしまうかな?

終盤 資料館の特攻隊の若者の写真

彰の右隣りの石丸の写真が

目に焼きついて 離れません

彼らは 昭和20年 7月7日 出撃

その夏以降の季節を味合う事はありませんでした


次の日 本の続きを読みました。


映画の場面を重ねてみたり、また本にある場面が映画には無かったり、その反対もありました。

映画では表現できない事を 本では細かく表現されており、答え合わせができました。


エピローグ 

あとがき 

書き下ろし番外編

    を是非是非 読んでみてください


泣けます

映画の続きの物語り

本を読んで 映画を鑑賞して

「あの花が咲く丘で 君とまた出会えたら」

の作品が私の中では完結します。


昨日 5回目 鑑賞してきました。


真っ白なモクモクとした

夏の雲と真っ青な青い空

 その中に向かって 

爆弾を積んだ特攻機の羽ばたく音が 

  悲しく響いていました