いつも、歳のせいか、早朝に目覚める私は毎朝、少しずつ本を読みます。

でも、最近、一気読みした2冊をご紹介します。


介護ヘルパーごたごた日記



介護の現場がリアルに書かれていて、笑ったり、しんみりしたりしました。

私は実父、母、義母と3人送りましたが、同居することもなく(実母は同じマンションの隣の部屋にきてもらいましたが)通いで手伝ったり、病院関係の手続きやお見舞いなどで忙しくしていました。

大変な時期がありつつも今思えば恵まれた環境にありました。

この本を読むと一人暮らしされている認知症の方は本当に大変だと感じ、そのケアをされるヘルパーさんの逞しさをひしひしと感じます。

ますます高齢化社会の迫っている今、こんな素敵なヘルパーさんと巡り合うことができれば本当に幸せだなあと思った一冊でした。




もう明日が待っている



鈴木おさむさんの書かれたSMAPのあゆみ(という表現でいいのかしら?)の小説です。

ご本人も小説と表現されているけれど、紛れもない真実が書かれているのだなと思います。

華やかな芸能界の裏は理不尽なことがたくさんあり(一般社会もそうですけど)一つ一つ闘っていく姿に涙を誘われます。

私は元キンプリ、今ナンバーアイの平野紫耀君を応援していますが、アンチや誹謗中傷と闘いながら、いつも笑顔を見せてくれる彼もとんでもない苦悩を抱えていることをいまさらながらに感じました。

それでも彼はファンに「死ぬなよー」と呼びかけます。それに勇気をもらっている人がたくさんいることは想像に難くないです。

SMAPの元メンバーも今はテレビで顔を見ることができるようになりました。嬉しいことです。


芸能界云々というより、それぞれの人が一生懸命生きている姿は尊いと思う一冊でした。


画像はAmazonからお借りしましたが、うまくできなくてお見苦しくなり、申し訳ありません。