あと2ヶ月弱で、クリスマス。
街中のデコレーションはこれからですが、デパートやスーパーでは既に、クリスマス商品が
並び始めています。
ドイツ菓子で有名なのは「シュトーレン」や「レーブクーヘン」でしょうか...
その他にクッキーも、ドイツのクリスマスに欠かせない存在です。
毎年どのクッキーを焼いたのか、きちんと記録している、しっかり者の義母。
ちなみに彼女が去年焼いたクッキーの種類は、なんと12種類!
11月20日頃から毎年1週間~10日間ほどかけクッキーを焼き、アドベント(待降節)
期間中に親戚・友人へお裾分けしたり、自分達で食べたりするそう。
他の焼き菓子同様、しっかりと焼いたのは日持ちするとか...
もちろんお裾分けは我が家にも届くので、ぐうたらな嫁の私は、今までクッキーを焼くことなく
食べる事に専念していました。
今年こそ義母の様に、クリスマスまでの過程を楽しみたいと心に誓い(笑)、家族が大好きな
Oma(おばあちゃん)のクッキーを2種類習ってきました♪
レシピを簡単に、ご紹介したいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Bären tätzen (熊の前足という意味)
(カカオ生地で焼いたクッキーに、ヌガーをはさみ、チョコレートコーティングしたもの)
(材料:2枚合わせたもの、80~90個分)
マジパン 50g
粉砂糖 120g
卵 Mサイズ2個 (室温に戻しておく)
バター 250g ( 〃 )
塩 ひとつまみ
レモンの皮 1個分
小麦粉 175g
カカオパウダー 50g ★粉類は合わせておく
コーンスターチ 200g
ヌガー(Nussnugat) 100g(余ると思います。ヌテラでも代用可)
飾り用チョコレート(Schokoglasur)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(作り方)
① 細かくしたマジパンに、粉砂糖、卵を入れ、フォークでマジパンをつぶした後、ハンドミキサーで
マジパンのだまが消えるまで混ぜる。
② 細かく切ったバターを加える。分離しているようであれば、★より粉を大匙1加える。
③ ★の粉を、少しずつ加え混ぜる。途中からハンドミキサーよりゴムベラに持ち替える
④ ラム酒、レモンの皮を加え、混ぜる。⑤ 星型の口金をつけた絞り袋に入れ、オーブンシートを敷いた天板に絞り出す。
固くて絞りにくいようであれば、電子レンジに10秒かける。
(幅1.5cm、長さ2~3㎝くらい)
⑥ 170℃に予熱したオーブンで、12~15分焼く。焼き上がったら、冷ます。
⑦ ヌガーを湯せんにかけて、溶かす。
⑧ 形・大きさの似ているペアを作る。
溶かしたヌガーを一枚の裏側にナイフで塗り、何も塗っていないもう一枚で挟む。
⑨ ヌガーが固まった後、溶かしたチョコレートをクッキーの3分の1ほどにはけで塗り,乾かす。
後日、もう一種類のクッキーを紹介したいと思います。