'14.12.10 | 当てはまる言葉のない

当てはまる言葉のない

青森県出身、東京在住。
独学の駆け出しアーティストのブログです。

こんばんは、Kyoです。


過去のブログを読み返してみて、あれ、こっちに書いてなかったのかとちょっとびっくり。
2ヶ月半程、公募『ドローイングとは何か』展に向けて1枚の絵を描いておりました。

初めての公募応募。
初めてB2サイズ(515×728ミリ)。
今まで描いた絵の中で一番大きなサイズに、描き始める前は向き合っただけで手汗がひどかったです。笑

私は一切下描きというものをしません。
イメージをササッとその辺にある紙に描くことはありますが、それをもとに本番描き始めても、似ても似つかないものになります。笑

というのも、1本の線のカーブ具合や長さ、線と線の離れ具合で、次に描き込もうと思う線が全く変わってくるんです。

なので、このB2サイズも下描きはなし。
視界いっぱいに紙が広がっているので、描き込む大きさの目安などの線はさすがに描きましたが。


こんなに長い間1枚の絵に向き合ったのは初めてです。
絵を描いている間は登山をしている気分でした。
登山も絵も、自分と向き合う心地よい時間です。



そして先月末の締め切りにギリギリ間に合いまして、作品の写真による1次審査がありました。

な、なんと、入選です!!

主催のギャルリー志門の担当者様からメールで入選のお知らせを頂いていたのを確認が遅れ、2次審査締め切りギリギリで原画を直接搬入いたしました~;

2次審査にて、入選者15名の中から最優秀作品と優秀作品が決まるようです。




これでやっと少しだけ、自分の絵に自信が持てました。

芸大も専門学校も出ていない、それが本当にコンプレックスです。

昨年の今頃個展をやりまして、ありがたいことに3点の絵を別々の方に購入していただきました。

でも、絵のことなにも習ってうえに、誰に評価されたわけでもない、完全に自己満足で自分の絵に値を付けて。

ずーーーーっとモヤモヤして、納得できなくて、これじゃ駄目だ、って。

ちゃんともっと、絵の善し悪しを評価してもらいたいと思って、今回公募に応募しました。




入選者の作品は2015年2月に、銀座のギャルリー志門にて展示されます。
詳しい日程はまた近くなったらお知らせします。

では!





Twitter:@7262379