日本の検察には、
その手前勝手な「法の支配」はあっても、
「道理の支配」はない。
合掌
「記憶にない」連発の主任検事は 過去の取調べで「死ぬほど思い出せ」と罵声。
2024.6.18 (赤澤竜也) - エキスパート - Yahoo!ニュース
「 過去の取調べで 大声を出して怒鳴ったりしたことはありますか? 」
「 ありません 」
「 机を叩いたことは 」
「 ありません 」
6月14日に行われた証人尋問において そう語ったのは プレサンスコーポレーション元社長冤罪事件
の捜査を主任として指揮した 蜂須賀三紀雄検事。
二度目の尋問となる 18日の法廷で、原告の秋田弁護士が 何度も、
「 机を叩いていない。 大声で怒鳴っていない。本当ですか? 」
「 いいんですね? 」
と念を押したのだが、
「 記憶にない という 」
そこで 弾劾証拠として出されたのは、
2009年4月16日に判決があった 奈良県生駒市の公園用地取得や 足湯施設建設をめぐる汚職事件
での裁判だった。
蜂須賀検事は、背任と2件のあっせん収賄の罪に問われた 元市議会議長の取調べをしたのだが、
被告人が 被疑者ノートの記載に基づき 事情聴取の不当性を主張。
検事自身も当時、公判廷に呼ばれていた というのである。
元市議会議長への取調べにおいては、
「 死ぬほど思い出せ 」
「 娘や息子を逮捕する 」
と恫喝されたという。
大声で怒鳴りつけたり、何度も 机を叩いていたということを 蜂須賀検事自身も認めており、
彼が録取した調書は「 任意性に問題がある 」として 証拠調べ請求を却下されていたというのである。
ちなみに 部下である末沢岳志検事は 14日の法廷において、蜂須賀検事に対し、
「 逮捕は待った方がいいのではないか 」
と進言し、
「(不動産会社社長が供述撤回を申し出たので)訂正調書を取った方がいいのではないか 」
と二度にわたって申し出た と証言しているが、
同日行われた証人尋問で 蜂須賀検事は いずれの発言も、
「 覚えていない 」
と言い切っている。
プレサンスコーポレーション元社長冤罪事件では 田渕大輔検事が机を叩く、大声で怒鳴り続ける
といった取調べをしていたことが 問題視されているが、蜂須賀検事は 起訴前の時点で 総括審査検察官
から その事実の報告を受けていたにもかかわらず、取調べの状況を記録した録音録画映像を見直す
ことなく 起訴をしたとも証言した。