国際司法裁、独への停止命令要求を却下 対イスラエル武器輸出で

                                2024年5月1日         ロイター

[ハーグ 30日 ロイター] - 国際司法裁判所(ICJ)は30日、パレスチナ自治区ガザでジェノサイド

(集団殺害)の危機が深刻化しているとして 中米ニカラグアが申し立てていた、ドイツの対イスラエル

武器輸出の停止命令を求める訴えを却下した。ただ、ガザの「 壊滅的な生活状況 」には深い懸念を

表明した。

 ニカラグアは、イスラエルへの武器輸出は 国際人道法やジェノサイド条約に反すると主張していた。

ドイツの代表は 判断を歓迎。  記者団に対し 「 私たちは 国際法を順守しているし、今後も そう

し続ける 」と語った。