こういうことは、
どこでも 多かれ少なかれやっていること。
いわば 日本政治の常識だろう。
しかし、町長が その言い訳に、
「一時的な立て替えだった」というのは、いかにもマズイ。
「 法律など 言い訳すれば かいくぐられる 」という者が 町長であり、
こういうお粗末な見識の者を、後援するのが吉備中央町の町民だった
――― ということを、あろうことか、町長自らが 暴露しているからだ。
※ 行政の長の仕事は、そのすべてが、
国法や条例など 法を順守して行うものだと認識が、抜け落ちているのである。
逆に言えば、法律というのは、安易に制定できるものではなく、
全国の法執行の現場からの厳しいチェックの目があるはずだ
――― という前提を、町長自らが反故にしているのである。
どうして、こんなことで、
吉備中央町が、
否 全国の4割を越える自治体が、
「消滅可能性自治体」から免れることができようか?!
人口戦略会議、2050年にかけて全国4割超の自治体が消滅の可能性と公表
合掌
2024/4/26 KSB瀬戸内海放送
岡山県吉備中央町の山本雅則町長が 2023年に開かれた自身の後援会の懇親会で、費用の一部を
支払っていたことが分かりました。公職選挙法では 有権者への寄付行為を禁じていますが、
山本町長は「 一時的な費用の立て替えだった 」と説明しています。
吉備中央町の山本雅則町長によりますと 2023年10月14日、自身の後援会の懇親会が倉敷市の
ホテルで開かれ、町民ら約30人が貸し切りバスを使って参加しました。
飲食にかかった費用は 1人あたり約7800円、バス代をあわせると 約9600円でした。しかし、
参加者の会費は 1人3000円で、差額分は山本町長が支払ったということです。
※ 山本町長の支払い分
( 9600ー3000 )×30= 198,000 約20万円
公職選挙法では 選挙区内の人に飲食物などを提供することは寄付行為として禁止しています。
山本町長は KSBの取材に対し、「 一時的な立て替えで 後援会の事務担当者からも『立て替え分は
集めて町長へ渡す』と聞いていた 」と話しています。
吉備中央町では 2023年10月に 有害性が指摘される有機フッ素化合物が高い濃度で検出されていた
ことが発覚。山本町長は この懇親会中に水道課の担当者から詳しい報告を受けたとしていて、
「 立て替え分の徴収のことを忘れるくらいバタバタしていた 」と説明しています。
吉備中央町/山本雅則 町長