2024.04.23 OHK 岡山放送
盗撮やわいせつ行為など教員の不祥事が相次いでいることを受け、4月23日、緊急の校長会議
が開かれました。
(岡山県教委教職員課 西林哲郎課長)
「 岡山県の教育界はもう後がない状況。不祥事ゼロ・性犯罪・性暴力の根絶に取り組んでいく 」
岡山県内では 津山市の県立高校の男性教諭が 2023年 から2024年にかけて女性のスカート内
の盗撮を繰り返したとして、県南の県立高校の男性教諭は 女子生徒にキスをするなどわいせつな
行為をしたとして 懲戒免職処分を受けるなど不祥事が相次いでいます。
23日の会議では、児童・生徒、保護者向けに相談窓口に関するリーフレットを配布。
「 密室で、生徒と二人きりにならないようにしている 」など教職員自身が点検できるチェックシート
の導入など 再発防止に向けた対策を取ることが説明されました。
(岡山県教委教職員課 西林哲郎課長)
「 (きょうの会議は)県教委が考えている危機感の共有が大きな目的。(不祥事を)起こさない
ことを念頭に置いて取り組んでいく 」
2024.04.23 OHK 岡山放送
岡山大学は 学術研究院の50代の男性教授が年下の女性教員に対しハラスメント行為を
したとして、3月27日付けで 停職2カ月の懲戒処分にしました。
(岡山大学の記者会見)
「 この度は 申し訳ありませんでした 」
停職2カ月の処分を受けたのは 岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域農学系の50代の
男性教授です。
大学によりますと、この男性教授は 2019年から 2020年4月頃までの間に女性教員に対し
「 付き合ってくれ 」と複数回発言したほか、2023年4月には、話をしている最中に 涙を
流した 同じ女性教員に対し、目元を両手の親指で触ったりするなどのハラスメント行為をした
ということです。
女性教員が、学内のハラスメント相談窓口に相談し発覚したもので、男性教授は 反省し始末書
を提出したということです。
岡山大学の那須保友学長は「 指導を行う立場にある教員が ハラスメントを行ったことは
誠に遺憾。 ハラスメント防止対策を徹底し、大学の信頼を回復するよう努める 」
とコメントしています。