原発新増設「反対」44% 賛成の36%を上回る 毎日新聞世論調査
2022/9/18 毎日新聞
両日に実施した全国世論調査では、原発についても尋ねた。岸田文雄首相は 原発の新設や増設を
検討する方針を示した。原発の新増設に賛成か と聞いた所、「賛成」は 36%で、「反対」の 44%
を下回った。「どちらとも言えない」は 20%だった。
18~39歳は 賛成が反対を上回ったが、40~50代は 賛成と反対が それぞれ約4割で拮抗。
60歳以上は 反対が賛成より多かった。
既存の原発の再稼働を進めることについては、「賛成」が 46%で、「反対」の 32%を上回った。
「どちらとも言えない」は 21%だった。
首相は 8月にあった脱炭素社会の実現に向けた「グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議」
で、長期的な電力の安定供給に向けて、次世代原発の開発に加えて、新増設の検討を指示し、既存の
原発の再稼働を進める意向を示した。
2024年2月19日 朝日新聞デジタル
朝日新聞社が 2月17、18日に実施した全国世論調査(電話)で、現在停止している原子力発電所
の運転再開について 賛否を尋ねたところ、「賛成」は 50%、「反対」は 35%だった。
今回は、能登半島地震から 1カ月半余り経った時点での調査。前回の昨年2月調査に続き、「賛成」
が「反対」を上回った。
原発の運転再開について尋ねた調査は、東日本大震災のあと、おおむね「賛成」が 3割前後、
反対が 5~6割で推移。前回調査で 初めて賛否が逆転し、「賛成」51%、「反対」42%だった。
2024.3.17
16、17日実施の毎日新聞世論調査で原発再稼働への賛否を聞いたところ、
「反対」が 45%で「賛成」の 36%を上回った。2022年5月 と 23年3月に同じ質問をした時には
賛成の方が多かったが 今回、賛否が逆転した。1月の能登半島地震で原発のリスクが 再認識された
可能性がある。
男性は 賛成 55%に対して 反対は 34%。女性は 反対 56%、賛成 20%と対照的な結果になった。
若年層は 賛成、高齢層は 反対が多くなる傾向もみられ、18~29歳では 賛成が 7割近く、
70歳以上は 反対が 約6割に上った。50代は 賛否が各約4割で拮抗した。
22年5月調査では 賛成 47%、反対 30%。23年3月調査は 賛成 49%、反対 37%だった。