石井正弘参院議員 378万円受領 自民裏金事件 5年間の還流額公表

          2024年01月24日  山陽新聞デジタル

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、安倍派(清和政策研究会)の石井正弘参院議員

(岡山選挙区)は 24日、派閥から自身への還流額が 2018年から5年間で計378万円だった

と発表した。政治資金収支報告書には記載しておらず、近く修正する。

 石井氏は 安倍派に入会した15年から22年にかけて還流を受けていたことを既に明らかに

している。今回、派閥側との確認作業を終えた 18年以降分について金額を公表。

自身の参院選があった19年は パーティー券の販売額全額に当たる132万円、その他の年は

販売ノルマ超過分の84万~42万円を受け取ったという。15~17年分については収支報告書

を修正する際に明らかにするとしている。

 

 

2024/02/20

 

 

 

 

小野田紀美議員が代表の自民党支部 200万円の寄付記載せず

                                         2023年12月14日          NHK 岡山県

 参議院の岡山選挙区選出の小野田紀美議員が代表を務める自民党の支部が去年、自民党の派閥

から受け取った200万円の寄付を、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かりました。

支部は NHKの取材に対し「 事務的なミスで記載漏れがあり、直ちに訂正する 」とコメントして

います。
    県選挙管理委員会が 11月に公表した去年の政治資金収支報告書を NHKが調べたところ、

参議院の岡山選挙区選出の小野田紀美議員が代表を務める「自民党岡山県参議院選挙区第二支部」

が、自民党の派閥の「平成研究会」茂木派から 去年5月に受け取った寄付200万円を、収支報告書

に記載していなかったことが分かりました。
   平成研究会の収支報告書の支出欄に記載されていた自民党支部への寄付が、支部の収入欄に記載

されていなかったことから判明したもので、支部の収入の総額にも この200万円は計上されて

いませんでした。
「自民党岡山県参議院選挙区第二支部」は NHKの取材に対し「 事務的なミスで記載漏れがあった

ことが確認されたので、直ちに訂正する」とコメントしています。

 

 

 

還流否定 阿部氏のみ 6人明かさず 自民裏金問題、エリア選出の9人

                                     2023年12月14日     山陽新聞デジタル

  自民党の安倍派(清和政策研究会)を中心とした政治資金パーティーを巡る裏金問題で、

山陽新聞社は14日までに、岡山、備後エリア選出の国会議員9人パーティー券収入

キックバック(還流)の有無を尋ねた。こ...

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第49回衆議院議員総選挙
2021/10/3
1

自由民主党

 岡山1区  逢沢一郎   当12     岡山2区   山下貴司   当4     岡山3区 阿部俊子 当6 比例復活

 岡山4区 橋本岳  当5          岡山5区  加藤勝信  当7

無所属

 岡山3区   平沼正二郎   当1

立憲民主党

 岡山4区 柚木道義  当6 比例復活

 

第25回参議院議員通常選挙
2019/07/21

自由民主党

 岡山県選挙区 石井正弘 当2

第26回参議院議員通常選挙
2022/07/10

自由民主党

 岡山県選挙区 小野田紀美 当2

 

 

   🔶 談合事件で指名停止の企業から献金 自民党の政党支部など

                                     2023年12月4日        NHK 岡山県

     岡山県選出の自民党の国会議員が代表を務める政党支部などが、談合事件で指名停止の

    措置を受けていた岡山市の建設会社から献金などを受け取っていたことが分かりました。
     NHKは、総務省と岡山県選挙管理委員会が11月に公表した国会議員と知事、それに

    岡山市長に関係する政党支部や政治団体の去年1年分の政治資金収支報告書を調べました。
    その結果、複数の政党支部や政治団体が、航空自衛隊岐阜基地の施設工事の入札をめぐる

    官製談合事件で、岡山県や岡山市などから指名停止の措置を受けていた岡山市の建設会社

    から、指名停止期間中に 献金などを受け取っていたことが分かりました。
     このうち 金額が最も大きかったのは、衆議院岡山1区選出で自民党の
逢沢一郎議員

    代表を務める「自民党岡山県第一選挙区支部」で、去年6月から8月にかけて450万円

    の献金を受け取っていました。
     逢沢議員は NHKの取材に対し「 法的には制限がないため、適切に収支報告をしている

    が、指名停止と献金の時期を調べ、対応をこれから判断する 」とコメントしています。
               また
自民党の政治資金団体「国民政治協会」も、去年5月から12月にかけて20万円の

            献金を受け取っていました。
           「国民政治協会」は「 関係法令にのっとって 適正に処理していますが、ご指摘の件について

           は よく精査のうえ、適切に対応したい 」とコメントしています。
                また
岡山市の大森市長の後援会「大森雅夫後援会」は、去年5月に 政治資金パーティー

           の会費として 30万円を受け取っていました。
          「大森雅夫後援会」は「 もう少し配慮があれば ご迷惑やお手数をおかけすることはなかった

           と思い、反省しています 」とコメントし、すでに会費を返金したとしています。
               このほか、
東京都の自民党の政党支部が 10万円の献金、全国規模の政治連盟が40万円

           のパーティーの会費を受け取っていました。

               政治資金の問題に詳しい、神戸学院大学の上脇博之教授は、談合で指名停止の措置を

           受けていた企業から、献金やパーティーの会費を受け取ることは、政治資金規正法で禁止

           されていないとしながらも「 税金が使われている公共工事で、談合という違法な行為を

           通じて得た収益の一部が政治家に流れるというのは、違法でないとしても道義的に見ると

           極めて問題だ。受け取った団体は 企業に返した上で、今後 二度と同じことを繰り返さない

           と宣言するぐらいの覚悟でやってほしい 」と話しています。

 

        🔶 議長候補に小倉氏 副議長は江本氏 自民岡山県議団 難航の4役も内定

             2023年05月10日  山陽新聞デジタル

      岡山県議会最大会派の自民党県議団は10日、県議会内で総会を開き、改選後初の臨時会

      に立てる正副議長候補について、議長は 小倉弘行氏(6期、岡山市中区)、副議長は

      江本公一氏(5期、総社市)を選んだ。 併せて 選出する党県連役員の人選が難航。

      会派内の協議は 3日間に及び、10日未明に決着した。
       議長候補は 6期の未経験者3人のうち年齢や在職年数を踏まえて小倉氏、副議長候補は

      同じく未経験の5期生から 江本氏がそれぞれ推され、全会一致で了承された。定数55の

      県議会で 自民は34議席を確保しており、15日の臨時会で行われる正副議長選でも両氏に

      決まる見通しだ。
         任期2年の党県連役員人事では、幹事長に小野泰弘氏(8期、総社市)、総務会長に

      神宝謙一氏(6期、瀬戸内市)、政務調査会長に蓮岡靖之氏(7期、倉敷市・都窪郡)、

      議員総会長(県議団長)に渡辺英気氏(8期、同)の4役を内定した。

      人事協議は8日にスタートし、会派内派閥の政友会(19人)と県政会(15人)が代表者

      を出して話し合いを重ねたが、4役のポスト配分を巡って主張が対立。10日未明になって

      両派閥のトップ同士が折衝した結果、実務の要となる幹事長を政友会が獲得し、双方が2ポスト

      ずつ分け合うことで折り合った。

        臨時会では 民主・県民クラブ(10人)と 共産党県議団(3人)も 独自に正副議長候補を

       立てる方針。正副議長候補は それぞれ、民主・県民クが 柳田哲氏(4期、倉敷市・都窪郡)

       と高橋徹氏(3期、岡山市中区)、共産が 森脇久紀氏(5期、岡山市北区・加賀郡)と

        須増伸子氏(3期、倉敷市・都窪郡)。公明党県議団(6人)は 自民候補を支持する見通し。