女性問題で失脚した「若新雄純氏」の会社に

        立憲民主党が3年間で 780万円を支払っていた

                               2024年02月11日       デイリー新潮

     慶応大学の特任准教授 や ワイドショーのコメンテーターなどを務めていた若新雄純氏が経営

する会社に、少なくとも 2019年からの3年間、立憲民主党が「企画・運営支援費」などの名目で

合計約780万円を支払っていたことが、2月10日までに デイリー新潮の取材で分かった。

 

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                     【写真】若新氏が浮気相手に送りつけた、クズすぎる「別れのLINE」。

                                                   女性を「モノ」扱いする若新氏にキレるメッセージも

 

  若新氏に 女性関係を巡るトラブルが発生していたことを、これまで 週刊新潮は 2週(2月1日号、

8日号)にわたって 報道し、デイリー新潮も 関連記事を掲載した。ここでは 2本の記事タイトルを

ご紹介しよう。

 

             ◆事実婚のパートナーがいるのに「3股交際発覚」 

                 若新雄純氏が慶應大学特任准教授を辞職へ 直撃に「テレビから消えます」(1月7日)

             ◆「ヤル気もないのに、連絡してくるな」 女子高生と同棲していたタレント学者

                ・若新雄純氏が15年越しに放った信じられない言葉とは(2月7日)

 

  若新氏には 事実婚のパートナーがいるのだが、週刊新潮は「 3股交際 」の詳細などを報じ、

浮気相手だった女性を「モノ」扱いする LINEが話題となった。

 

 この若新氏だが、「わかしん。」という通称でも知られている。今回、デイリー新潮の取材で

判明したのは「わかしん。」と立憲民主党の“密接な関係”だ。

 若新氏は 東京・港区の元赤坂で会社を経営している。 法人登記には 事業内容として

「労働者派遣事業」「インターネットを利用した各種情報提供サービス事業」「各種イベントの企画、

運営」「経営、業務、業種に関するコンサルティング事業」など 16項目が列挙されている。

 

「民主党大反省会」

 一方、立憲民主党の政治資金収支報告書によると、2019年2月、若新氏の会社に「 企画・運営

支援費 」として 21万6000円が支払われていた。そして、同じ金額が 同じ名目で、3月、5月、6月、

7月にも払われていた ── という具合だ。

 20年と21年の詳細は 割愛するが、こうした金額が積もり積もって 約780万円に達しているわけだ。

担当記者が言う。

    「  立憲民主党が 若新氏に仕事を発注するようになった 2019年は、党史において 重要な意味を

      持つ 1年でした。そもそも 立民が結党されたのは、17年に 民進党と希望の党が合流を決めた際、

      小池百合子都知事の “ 排除の論理 ” によって 一部のグループが弾き出されたからです。

      これをまとめ、枝野幸男氏が 10月に結党しました。そして 19年は、4月に統一地方選、7月に

      参議院選挙が実施されました。立民は 党勢を伸ばすことができず、翌20年9月に 旧国民民主党

      と合流。新しい立憲民主党として スタートを切り直したのです 」

 

 関係者によると、もともと 若新氏は 旧民主党と太いパイプを構築していたという。

    「 2012年12月の衆議院選挙で 自民党が政権与党に返り咲きます。民主党は下野しましたが、

      13年5月に 『民主党公開大反省会』が 開催され、ニコニコ生放送とUstreamで 生中継された

      ほか、全国紙やテレビ局など 大手メディアが記事を配信しました。実は、この大反省会の開催

      に大きな役割を果たしたのが若新さんだったのです 」

 

枝野代表の辞任

   テレ朝Newsは 13年5月12日、「 『小沢氏が これほどひどいとは』民主党“大反省会” 」との

ニュースを配信した。その動画見ると、テーブルに 長妻昭氏、枝野氏、そして 元首相の菅直人氏が

並び、3人の横で 若新氏が司会進行を務めているのがわかる。

 他にも インターネットを検索してみると、若新氏は 立民の衆議院議員と対談したり、立民の

イベントに参加したりするなど、パイプの太さが窺える事例が表示される。

 今回、政治資金収支報告書から明らかになった契約からは、ちょうど 旧立民から 今の立民に

移り変わる “端境期”と、両者の “蜜月”が重なっていることが分かる。

 

 両者の関係に 一応の終止符が打たれたのは 2021年の12月だったようだ。この年は 10月に

衆議院選挙が行われ、立民の党勢は 伸び悩んだ。枝野氏は 11月2日に代表を辞任する考えを示し、

30日に代表選挙が実施されると 泉健太氏が選出された。

 

 立民の党本部に取材を依頼すると、文書で回答があった。若新氏が経営する企業名が書いてある

ところだけは割愛し、全文をそのまま掲載する。

  

「 契約関係にはありません 」

   【立憲民主党の回答】

      ▼(編集部註:若新氏の会社とは)若者の政治参加を促進するとともに、党への若年層の支持

      を拡大するため、主に 青年局主催行事における企画・実施に関して契約をしておりました。

      ▼ 具体的には、高校生と若手政治家との対話イベント、党役員と若者との交流イベントなどを

      実施する際、その企画や当日の運営などについて担って頂いていました。

      ▼ 現在は 契約関係にはありません。なお、個別の契約開始の経緯、更新を行わなかった理由

      については、お答えを差し控えさせて頂きます。

 

 立民の回答は以上だ。冒頭で紹介した「『ヤル気もないのに、連絡してくるな』 女子高生と

同棲していたタレント学者・若新雄純氏が 15年越しに放った信じられない言葉とは」の記事には、

女性の証言を元に、

 

 《「 現在は 彼女が4人いる。その彼女ランキングは変動する 」と。さらに、「 元カノが有名な

セクシー女優で 色々と教えてもらった。この後どうか 」と誘ってきました。私が断ると

「 ヤル気もないのに、連絡してくるな 」と捨て台詞を吐かれました 》

 

との衝撃的な記述があることは、いくら強調しても強調しすぎということはないだろう。