1月2日 13:10現在
令和6年能登半島地震について
記載日時不明
1月1日16時10分、石川県能登地方で震度7(マグニチュード7.6、 震源深さ16㎞)の地震が
志賀原子力発電所は、今回発生した地震よりも更に大きな地震を考慮して耐震設計をしております。
志賀原子力発電所は、1、2号機とも定期検査により停止中であり、外部電源や必要な監視設備、
発電所に設置している モニタリングポスト の数値に変化はなく、外部への放射能の影響はありません。
石川県能登地区で発生した地震を受け、当社は災害対策総本部を設置し、被害状況の把握と
地震に伴う停電により、多くの皆さまにご不便とご心配をおかけしておりますことを心より
- 2024 01 02 令和6年能登半島地震による志賀原子力発電所の影響について
- 2024 01 02 【停電・第6報】停電状況および電力設備の被害状況(1月2日10時00分現在)
- 2024 01 02 【停電・第5報】停電状況および電力設備の被害状況(1月2日8時00分現在)
- 2024 01 02 【停電・第4報】停電状況および電力設備の被害状況(1月2日7時00分現在)
- 2024 01 01 電力需給状況改善のための融通電力の受電について(1月1日受電分)
志賀原子力発電所の紹介(志賀原子力発電所の紹介) 北陸電力株式会社
志賀原子力発電所 低レベル放射性廃棄物搬出検査装置放射能計算機プログラム不具合の原因と対策について
志賀原子力発電所定期安全レビュー報告書の一部数値の訂正について
志賀原子力発電所 低レベル放射性廃棄物搬出検査装置における放射能評価プログラムの誤りについて
令和6年能登半島地震に関する情報
地震が続いています。引き続き十分警戒してください。道路通行止め・交通機関の運休・
ライフラインの不通が発生しています。石川県防災ポータルから最新情報をご確認ください。
石川県防災ポータル(外部リンク) 石川県 危機管理監室
気象・道路・河川情報
🔷志賀原発 “外部電源一部使えずも 使用済み燃料プールの冷却は継続”
2024年1月1日 22時40分 原子力規制庁 | NHK
原子力規制庁によりますと、震度7の揺れを観測した石川県志賀町にある北陸電力の
志賀原子力発電所では、地震のあと外部から電気を受ける系統が一部使えなくなっているものの、
安全上重要な機器の電源はほかの系統で確保され、核燃料を貯蔵している使用済み燃料プールの
冷却は継続しているということです。
志賀原発では、1号機と2号機がいずれも長期間運転を停止していますが、原子力規制庁によります
と、地震が起きた(16時10分)後、2号機で 外部から電気を受けるために使われている変圧器の
付近で、「 爆発したような音と焦げ臭いにおいがあった 」との情報があったということです。
※ この間、1時間以上あり!
午後5時半ごろに 発電所の所員が確認したところ、消火設備が起動していてこの時点で火は
確認されなかったものの、この変圧器を使う1系統で外部から電気を受けられなくなっている
ということです。
北陸電力によりますと、火災ではなく、地震の揺れで 変圧器内部の圧力が高まり、圧力を抜く
ための装置が作動して 大きな音がしたほか、消火設備が起動したとみられるということです。
また、1号機でも、外部からの電気を受けるための別の変圧器の周りで油漏れが確認され、
1系統が使えなくなっている状況だということです。
午後8時半の時点では、1号機、2号機ともに他の系統を使って外部からの電気を受けているほか、
仮に外部から電気が受けられなくなった場合でも非常用のディーゼル発電機がそれぞれ複数あるため、
安全上重要な機器の電源は確保されているということです。
また、1号機の核燃料を貯蔵するプールで 一部の水が地震の揺れで床面にこぼれ、冷却水を供給
するポンプが一時的に停止しましたが、午後4時49分に復旧していて、核燃料を貯蔵している
使用済み燃料プールの冷却に問題はないということです。
このほか、志賀原発の周辺では、午後8時現在、原発の北側の地域の半径15キロから30キロの
範囲で、石川県が設置している モニタリングポスト 11台の情報が得られなくなっているということです。
ただ、原発の敷地内 や その周辺にあるモニタリングポストでは 異常な値は確認されておらず、
現時点で環境への影響はなく監視態勢についても問題はないとしています。
一方、原子力規制委員会と内閣府が設置していた「原子力事故合同警戒本部」は、重大な事故に
至るおそれが小さくなったとして 午後9時50分に態勢が解除されました。