第2次安倍内閣(2012年(平24)12月~)は、
2013年(H25)1月に教育提言を行う私的諮問機関「教育再生実行会議」を発足させた。
そして、初会合から 1か月の 2月26日、驚くべき速さで 第1次提言を提出。
いじめ問題の対応策として、その解消や発生防止効果を期待して、道徳教育の重要性を
説き、道徳の教科化を提言した。本文
2015年(H.27.3.)には 小・中学校の学習指導要領を改訂して 道徳科を導入し、
2018年(H30)年から小学校で、19年(H31)から つまり 本年度から中学校で、
道徳科が 全面実施されたのである。
また、4月には 第二次提言 「教育委員会制度等の在り方について」本文、
5月には 第三次提言 「これからの大学教育等の在り方について」本文を、
「教育再生実行会議」は 矢継ぎ早に提出し、
そして、10月31日、第4次提言を提出。本文
これが 今、大学の受験生や高校の教育現場を困惑させている原因となった提言
「高校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について」 である。
この会議は、2015年10月 有識者を総入れ替えする*が、
👆の提言を行った有識者メンバーは、
の各氏であった。
* これは、有識者委員に、下村博文文部科学大臣兼教育再生担当大臣(当時)が
政治献金を受けている塾の経営者がいたこと、下村は 当該委員が就任する前に寄付は全額返納した
としていたにもかかわらず、翌年にも当該委員から寄付を受けていたことが発覚したためという。
新たなメンバーは、
教育再生実行会議 - Wikipedia
の中に記されている。
・・・
と書いてきて、
首相官邸のHPで この有識者メンバーを見ると、
Wikipediaの記述のようではなく、
また、文科省の
とも、多少違いがある ???
👇
身の丈発言とその後 ウイークエンドニュース 2019.11.08
https://www.youtube.com/watch?v=-YJPWiL1Ei8