先年、岡山インターから 山陽自動車道に乗ろうとして、ゲートを出たとたん、

物陰に隠れていた岡山県警の交通警察隊に呼び止められた。

妻の車の後部座席に乗っていたのだが、まだシートベルトをしていなかったのだ。

即刻 妻は違反切符を切られた。

私としては「 高速に入るからシートベルトをしよう 」と思っていた矢先のことだった。

車から降りて、警察官に、

まだ高速に乗っていないのだから 注意するだけでよいのではないのか?! 」

と文句を言ったが 通用する相手ではなかった。

妻は怒り心頭で、私に愚痴のありったけを吐き出しながら、山陽道を運転していった。

 

  こうしたことを経験している 私からすると、

  👇 こんなことが 当たり前に行われていたことに、

  言いようのない怒りというか、脱力感というかを感じてしまう。

 

   警察については、かねてより いろいろ悪い噂を聞いてはいたが、

  念仏もうしても、わが身に これをどうすることもできないのだ。

                             合掌

 

 

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    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191106-00015259-bunshun-pol                   

河井前法相の大幅スピード違反を広島県警が見逃していた!

                      文春オンライン    2019年  11/6(水) 

週刊文春」(10月31日発売号)が報じた妻・案里氏の参院選における公選法違反疑惑を受けて、
同日、法務大臣を辞任した河井克行衆院議員(56)。法相在任中に、悪質なスピード違反を秘書
にさせていたことが新たに判明した。

                  【写真】河井氏と事務所スタッフたちのLINE

 
 事件が起きたのは10月5日。河井氏は、正午から北広島町で始まるイベントのため、急いで
広島県内を移動していた。その際、河井大臣(当時)が急ぐように求め、80キロ制限の高速道路
を、60キロオーバーの140キロで走行したという。
 
 50キロ以上の超過は本来、一発免停で、6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となる。
ところが、警護についていた広島県警の後続車両は、140キロで走る河井氏の車を追いかけつつ、
事務所に注意を促す電話を入れたのみで、違反を検挙しなかったというのだ。
 
 その決定的な証拠を「週刊文春」は 新たに入手した。克行氏と事務所スタッフらとのLINE上の
やり取りだ。そこには、10月5日の12時に 〈  県警より、現在140キロで飛ばされていますが、
このようなことをされたら、こちらとしてはかばいきれません。時間に余裕を持って、時間割を
組んでくださいとお電話がありました  〉と記されていた。
 
 広島県警に聞くと、「 個別の事案については回答を差し控えます。ただ、一般論として
警護対象者が乗っている車が 一時的に法定速度を上回る速度超過が疑われるような事が
あった場合は、秘書等を通じて是正を促すこともあります 」と回答した。

 河井氏の事務所に一連の行為について聞いたが回答はなかった。
 
 今年3月には、麹町署の巡査が、警察官の交通違反を見逃したとして、犯人隠避容疑で
書類送検されている。一般市民の違反については厳しく取り締まる一方、政治家の違反は
見逃していたとすれば、警察への信頼を失墜させることになりそうだ。

 11月7日発売の「週刊文春」では、“あおり運転”を指示されたという河井氏の元運転手の詳細な証言や、   公選法違反に絡み、二転三転するウグイス嬢の証言などを詳報している。
 

                                                                  「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年11月14日号

 

 

 

 

    ※ 交通違反金は、毎年予算に計上されている。 つまり、その年の違反金総額は、事前に

    決められており、この額に達するように各警察署は 鋭意 努力するわけである。

 

      この反則金制度の目的は、👇のように ふつう 思われているのとは違っており、

    本来 税金をもってするところを、違反金 (むりやり違反者を見つけ出す!) を使うことで、

    道路交通安全施設整備して 「交通事故の発生を防止する」ためであって、運転者の順法意識を

    高めるためではない だからこそ、警察は 「ノルマを課されて、隠れて違反者を見つけ出す」という 

    本来の近代法の精神から逸脱し、倫理的にもかなり問題があることをなしているのである。

 

 

     交通安全対策特別交付金制度の概要

         交通安全対策特別交付金は昭和43年に道路交通法の改正により創設された交通反則通告制度に
        基づき納付される反則金収入を原資として、地方公共団体が単独で行う道路交通安全施設整備の経費*
        充てるための財源として交付するものであり、もって 交通事故の発生を防止することを目的とする。
         * 信号機   道路標識   横断歩道橋  さく(ガードフェンス、防護柵)   道路反射鏡(カーブミラー) など
              政令で定める道路交通安全施設の設置及び管理に関する費用のこと   
  1.   

       平成26年度予算
        歳入 交通違反者納金
  2.       69,838,797 (千円)     約698億円
      
       

        ★平成30年度  3月期交付金こちらPDF  24,325百万円

                  9月期交付金こちらPDF  26,733百万円       
                                                                        51,058百万円   約510億円