病気になる前は、よく笑う子でした。

おならをしてはニコ。
おもちゃの音に反応してはニコ。
初めましての人に会ってもニコ。

子どもの笑顔、ましてや我が子の笑顔はとびっきり可愛いです。
ただ、あの頃は当たり前だと思っていました。


病気がわかり、点滴を何本もして鼻から管を入れられて、弱っている息子。
あの頃の笑顔ほど、“無理して笑わなくて良いよ”
と思ってしまうほど。


入院が長くなるにつれて息子の笑顔は消えていきました。
いろいろな方法であやしてみたり、いろいろなおもちゃを買ってみたり。


看護師さん達に囲まれてもニコッとも笑わない息子。

“うちの息子塩対応ですみません!笑”

なんて冗談も言えるようにはなったけど…。



そして最近、1日最低でも1回笑顔を見ることが出来るようになりました。

本当に突然、何が面白いのか全くわかりません!
何がツボだったのかも全くわからずですが笑ってくれるのです。

笑ったから同じことをするとまたピタッと無表情になってしまいますが。
だから息子のツボはわかりません。

でも毎日見ているからこそ、その一瞬も見逃しません。

未だに容態は一進一退ですが、少し笑っただけでこちら側の疲れが一気に吹き飛ぶほどのパワーがあります。

最近ちょっとだけお疲れモード。
息子にも笑っていたのかと言われると余裕がなかったかな。

ママ笑ってー!
なんて言われているような、そんな気がします。

欲は言いません。
1日1回だけの笑顔でも良い。
わたし達が元気をもらえます。