入院の準備をしていなかったので、義母が仕事終わりに付き添いを一旦交換し、わたしは自宅へ。

30分程で病院に戻れたはずなのに、病室に戻ると先生や看護師がおり、息子は鼻から管が出ていました。


……鼻から管。

なぜ??


はじめてです。


はなしを聞くも、胃の中のもの、“胃残”を確認し、取り除くとのこと。

みるみる管を通して胃残が出てきました。

『これはおそらくミルクですね〜』

軽やかに言う看護師さんに、なんだかわたしも

『そんな感じがしました!』

と余裕?なのか気を紛らわすためなのか話ができました。



なぜ胃残の確認をし、取り除いたのか。

栄養は点滴のみ。
いつも飲んでいる薬は鼻の管から直接胃に入れるため、胃には何も残らないはず。
その確認のためとのことでした。




大丈夫。
大丈夫!

孫のこんな姿を見るとは夢にも思っていなかったであろう義母の表情。

大丈夫。
大丈夫!

医者でもなけりゃ神様でもない。
何の根拠もないわたしの大丈夫ほど頼りないはずだが、義母といた約一時間、『大丈夫!!』ということばを100回は言っていただろう。


採血のため離席する際、義母には帰ってもらいました。

少し、刺激が強すぎたように感じました。