※閲覧注意。(BLです)


苦手な方はUターンでお願い致します。



前回のお話はこちら♪


(きょもたんラブラブ入所記念日企画)

松村北斗×京本大我


北斗side


樹「お前…顔マジキモいわ…」

「いや、お前も人のこと言えないくらいキモいからな?!」


ふたりしてチビ京本のあまりの可愛さに完全に骨抜きにされてしまっている。


樹「きょもぉ、そろそろ俺のところに戻ってこない?」

「樹より俺の方がいいよね?」

樹「はぁ?!なに言ってんだ、この変態!」

「その言葉そっくり返してやるわ!」


醜い争いを続ける俺らを汚れのない澄んだ瞳で交互に見つめてくるチビ京本。


樹「ねぇ、きょもぉ?きょもはじゅったんとほっくんどっちが好き?」

大「えっとぉ…えっとねぇ…」

『京本、もちろん俺だよね?!頼む!俺だと言ってくれ!!』


ふたりで固唾を飲んでチビ京本の答えを待っていると…
クリクリの大きな瞳が潤んできた。


大「…たいが…じゅったんもほっくんもどっちもすきぃ。けんかはめっ!だよぉ?ぐすっ


樹「あぁぁっ、きょもごめんね!泣かないで!!可愛いお顔がもっと可愛くなっちゃうから!!」

『なに言ってんだこいつ…
京本が可愛すぎておかしくなってんな…』


こんな天使のような可愛らしいチビ京本の姿を見て、樹と争っているのがなんだか恥ずかしくなってきた。



冷静になってみると、まだ夜ご飯も食べていなかった事を思い出した。


「京本…じゃなくて…大我くん?お腹空いてるんじゃないかな?」

大「おなかすいたぁ」

「だよね?それじゃなにか作ろっか!」

大「うん!」


「んー…すぐに出来るのはオムライスとかだけど…大我くんオムライス食べられる?」

大「オムライスすきぃー!!」

「よしっ、決まり!すぐ作るから待ってて」


樹にチビ京本を任せて夕飯作りに向かった。



樹と戯れ合ってご機嫌な様子のチビ京本。
ちょっと悔しいけど癒される光景だ。


樹「きょも、オムライス楽しみだね」

大「たのしみぃー!!」

樹「あぁ…可愛い…可愛いすぎるっ!!誰にも見えないところに閉じ込めたい!!マジで俺きょも育てたい!!」

うん、間違いなく樹の方が変態だな。



「はい、お待たせ〜」

子供サイズのオムライスを作ったことがなかったから量に苦戦したけど、チビ京本用に少し小さめのオムライスを準備した。


樹「おっ、美味そー!」

大「ねぇー♡」

ほっぺに手を当て、キラキラな瞳でオムライスを見つめている。


「どうぞ召し上がれ」

大「わぁーい、いただきまぁーす!!」


両手を合わせ、オムライスに向かってペコっとお辞儀をしてスプーンを手に取り、大きく口を開けてオムライスを頬張る姿が可愛くて堪らない。


大「んっ、おいひぃ!!」

小さな口で一生懸命モグモグ咀嚼する姿がやっぱり小動物みたい。


『大人の京本と全く一緒だ…』



チビ京本も本当に可愛いけれど…

俺の大好きな京本に無性に会いたくなって
目頭が熱くなってしまった。