※閲覧注意。(BLです)


苦手な方はUターンでお願い致します。


前回のお話はこちら♪


(きょもたんラブラブ入所記念日企画)

松村北斗×京本大我


北斗side


樹「…嘘だろ…俺の京本大我が…」


「いや、元々お前のじゃないけどな」

樹「うるさーい!!…くっそ、抜けがけしやがって!!絶対許さねぇ」


…なんかめんどくさい人を呼んでしまったかもしれない…。



樹「…で?きょもが子供になったかもしれない原因がこれってこと?」

急に真地面な顔になり、残っていたグミをひと粒摘んで匂いを嗅いだり色んな角度からまじまじと見つめている。


「それが原因かはわからないけど…京本の様子がおかしくなった時にそれのせいって言ってた」

樹「ふぅーん…」

そう言ってグミを自分の口に放り込んだ。


「わぁー!!バカっ、お前っ!!俺の話聞いてた?!なんで食べちゃうの?!」

樹「えっ?だって北斗も食べたって言ってたじゃん。なんともなってないし」


「そうだけど…お前怖いもの知らずだな…」

樹「てゆーか全然普通のグミだけど?」


そうなんだよ…、普通のグミなんだよ。
やっぱりこれが原因とは考えにくいよな…。


「あぁーっ、もうっ!!何がどうなってんだよ?!これからどうしたらいいの?!」

頭の中がごちゃごちゃになってきて、思わず大きな声を出してしまった。


大「ふぇっ、、」

しまった!!
チビ京本を起こしてしまった。


目にいっぱい涙を溜めてタオルケットを引き摺りながらリビングにやってきたチビ京本。

「起こしちゃってごめんね!」

本気で泣き出す前に抱っこしてあやそうと手を伸ばした瞬間…


樹「なにこの天使?!可愛すぎるっ!!」

チビ京本の可愛さに一瞬で撃ち抜かれた樹が人間離れな素早さで京本を抱き上げた。



兄弟が多いからか、あっという間にチビ京本を手懐けて仲良く戯れ合うふたり。

さすがです、樹さん…。


楽しそうに笑っているチビ京本を見てホッとした反面、変な嫉妬心が芽生えてきた。

「はぁ〜っ…」


樹「あれぇ?もしかしてヤキモチですか?」

俺の気持ちをお見通しな樹がニヤニヤしながら揶揄ってきた。


樹「きょもぉ、なんかあのおじさんもきょもと仲良くしたいみたいよ?」

樹の腕の中からクリクリの瞳でじーっと俺を見つめ、俺の方に両手を伸ばしてきた。


大「ほっくん、だっこぉ」

「っ!!」


破壊力抜群の可愛いさに…

なんだかもう、このままでも良いかも…
なんて不謹慎な事を考えてしまった。