今日は仏紀2568年、 旧暦の4月8日、お釈迦様の誕生日です。


日本では暦通り4月8日にお祝いしていますが、お隣の韓国では今日、燃灯祝祭(ヨンドンチュッチェ)をお祝いします。各寺院の境内では鮮やかな提灯が幾重にも吊り下げられ、寺院内の天井も蓮の花の造花に彩られ、敬礼を繰り返します。そして遅くまで集い、お釈迦様のご生誕を祝います。

 

  

 

 

 

仏教の開祖であるお釈迦様は、紀元前500年頃にインド国境にほど近いネパールのルンビニという地で釈迦族の王子として誕生されました。生まれてすぐに、四方に7歩づつ歩いて右手は天、左手は地をさして「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)と言われたと伝えられています。意味は「私たちの命はみなかけがえがなく、あるがままに尊い」という意味です。

(過去のブログ「私の見たお釈迦様」をお読みください。)

 

 

韓国では、多くの人がお寺を訪れ、参拝し、経典を読んだり、修行をします。

そして人々にビビンバと麺類が供されます。そこには仏教の儀礼や慣習による背景があります。

ビビンバ
ビビンバは様々な野菜と穀類、ナムル、肉の煮付けなどが混ざって作られる料理で、様々な材料が調和して一杯で完成する形で仏教の宗教儀式と関連しています。
仏教ではすべての存在が相互連結されていて、すべてが一つに調和を成すという概念を持っています。
ビビンバは多様な材料が混ざって調和をなす姿を象徴し、このような仏教的な価値を表そうとするものと解釈されます。

 


麺は長く、商売を象徴する食べ物として知られています。 
仏教では僧侶たちが一定期間修行や修道生活をし、他の人々に救済と助けを与える行為をします。
僧侶たちが滞在中に用意された食べ物の中に麺が用意されるのは、彼らの道に必要な食事を提供し、支援する意味が込められています。 また、麺類は長く伸び、つながる形で仏教で重要視される長い修行と絶え間ない教化の意志を象徴しています。

 

 

 

今日はお釈迦様の誕生日をお祝いしながら、お釈迦様のメッセージの慈悲の魂と共鳴ㆍ共感しましょう。

 

 

 

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