スギナ トクサ科トクサ属

 

 4月16日

姜顯奉氏:

スギナには素晴らしい効能がたくさんあります。

注意する点が幾つかあります。

乾燥の仕方ですが、スギナは日陰で干しましょう。

日陰でないと、この緑の力、栄養分が損なわれます。

(一般に、厚みのある葉の場合は天日干し、薄い葉の場合は日陰で干します。)

 

「スギナ茶」

スギナの活用法として、スギナ茶が一般的ですが、酒(ホワイトリカー)に漬けたり、発酵させる方法があります。 

スギナ茶は、生のスギナでも、乾燥させたスギナでも、お湯と注ぐだけで作れます。

素晴らしい効能があるからと言って、大量に飲むことはよくありません。

 

スギナを煎じて使う場合は、スギナは体を冷やす性質があるのでナツメや生姜を加え、毒性を中和するために甘草(ない場合はキビ砂糖を少量)を入れて煎じて下さい。

(薬草には無毒なものもありますが、殆どの薬草には毒が含まれています。)

 

「発酵スギナ」

発酵させるには、殺菌した瓶に、(スギナは水分が少ないので)スギナとキビ砂糖を5:5の割合で、砂糖、スギナ、砂糖....と交互に入れて、最後に砂糖で覆います。

最初の一週間は毎日、朝晩、瓶の中を素手で上下を返すように混ぜ、泡が出て発酵が始まるまで毎日混ぜます。

発酵させて3か月後には発酵液が飲めますが、長い期間おけばおくほどいいです。

(「酵素/酵素ジュースの作り方」でネット検索すれば、発酵の仕方を説明した動画がたくさん見つかります。)

薬草を発酵させると、酵素によって栄養分が分解されて吸収されやすくなります。更に、発酵によって更によい成分が造られます。

 

スギナは、おなかが冷えている人は下痢をしやすいので長期期間摂らないようにしましょう。また、スギナには微量のニコチンが含まれているので、妊娠している人は使用を避けて下さい。

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4月15日 公園の裏の傾斜地。土筆(つくし)がまだ残っていた。

 

スギナはとても生命力、繁殖力が強く、群生する。

春先、ツクシが出てきて、その後に出てくるのがスギナで、地下茎でつながっている。

胞子によって増えるので花は咲かない。  

 

スギナは昔からヨーロッパでは「命のハーブ」として用いられ、現代では、特にドイツではメディカルハーブと言われていて重宝されていて、日常飲まれているそうです。漢方ではスギナは「問荊」(もんけい)と呼ばれる生薬(利尿作用)になります。

 

含まれる栄養素:

スギナは「ミネラルの宝庫」と呼ばれ、カルシウムはほうれん草の155倍、リンとカリウムは 5倍、マグネシウムは 3倍、鉄15倍、亜鉛 6倍など、多くのミネラルが豊富に含まれています。

そして、ミネラルの他に、葉緑素、ケイ素、ビタミン類(A, B1、B2、C, Eなど)、アミノ酸などが含まれています。

 

ケイ素の働き凄い!

その中でも、スギナの誇るべき成分がケイ素 (珪酸)です。

ケイ素は体内では作り出せず、年齢とともに減少する一方で、ケイ素が不足すると血管が脆くなり、脳神経や脳細胞も壊れやすくなります。(脳にある「第3の目」と呼ばれる松果体はケイ素でできているそうです。)

マイナス電子をもつケイ素はプラスに帯電している重金属をくっつけ、体外に排出してくれます。

ケイ素は血管の主成分であり、摂取したカルシウムを骨にくっつける接着剤の役目をします。

そして、歯、髪、爪の健康維持に必要不可欠です。

 

それほど重要なケイ素ですが、野菜の栽培に農薬が使われていることから、野菜のケイ素の含有量が少なく、私たちは慢性的な不足状態に陥っています!


スギナの主な効能

- 利尿作用/むくみ解消/腎臓の働きをサポート (←フラボノイド)

- 去痰作用、鎮咳作用 (←サポニンの一種、エキセトニン)

- 活性酸素の発生を抑制 (癌・生活習慣病の予防、老化予防、美容効果) (←ケイ素)

- 動脈硬化の予防(←ケイ素)

 (動脈硬化が進行した人の動脈には、健康な人の14分の1しかケイ素が含まれていないという研究結果があるそうです。)

- 排毒作用 / 重金属、放射能などを排出  (←ケイ素)

- 結石の排出 (胆石・腎結石・膀胱結石) (←ケイ素)

- 骨粗しょう症を予防 (←ケイ素)

- 自律神経を整える (←カルシウム、ナトリウム)

- 血液をきれいにする (←葉緑素、水溶性ケイ素)

- 解熱作用など

リウマチ・関節炎を緩和(←ケイ素)、

抜け毛を改善(←ケイ素)

アトピー性皮膚炎を改善。

 

以上、インターネットからの様々な情報をまとめてみました。

 

採取したスギナを茹でて食べてみましたら、ちょっと苦味があり、歯ごたえがよく、おいしくいただけました。

 

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「長命草」ボタンボウフウ)  セリ科カワラボウフウ属 常緑多年草

 

  

神奈川県三浦市城ヶ島 4月13日

長命草は独特の苦さがありますが、天ぷらにすると美味しくいただけました。

 

長命草は沖縄では牡丹防風と呼ばれる伝統野菜で、海岸沿いの岩場などに自生し、強い日差しや潮風にさらされ育つ生命力の強い植物です。

7月~9月には白い集合花を咲かせます。

「1株食べると1日長生きする」と言われ、そこから長命草の名前がついたそうで、

葉は独特な苦みがあります。

 

主な栄養

タミンAやビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、食物繊維、β-カロテン、カリウム、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄など)、ポリフェノールなど。

食物繊維はキャベツの5倍、鉄分はプルーンの6倍、カルシウムは牛乳の4倍とも言われています。

長命草の抗酸化作用(ポリフェノールやβ-カロテン、ビタミンなど)は、ゴーヤの8倍とも言われ、老化や病気の原因となる活性酸素の働き抑える働き(生活習慣病や癌などの予防)があります。

 

効果・効能: 

抗酸化作用(活性酸素を抑制)、整腸作用、疲労回復効果、毛細血管の強化・血管拡張作用・血流促進作用(高血圧や動脈硬化を予防)、利尿作用・排尿障害の改善効果(頻尿の改善)、老化防止、美肌効果

ポリフェノールを含有しているので目にもよい効能があります。

民間療法では、風邪やぜんそく、腎臓病、神経痛の治療にも用いられているそうです。

 

以上、インターネットからの様々な情報をまとめてみました。

 

 

 

 

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