長芋
ヤマノイモ科 ヤマノイモ族のツル性多年草
長芋の生薬名は「山薬」
風邪・インフルエンザ防止に効果あり!
長芋は昔より「山のうなぎ」と言われ、滋養強壮効果が高く、免疫力を高める食品のひとつです。甘い味と温かい性質を備えています。
長芋の栄養・成分
長芋の主成分はデンプンですが、デンプンの分解酵素であるジアスターゼとアミラーゼを多く含むため、生で食べられ、食べても胃にもたれません。(ジアスターゼの含有量は大根の2倍と言われています。)
ジアスターゼとアミラーゼも熱に弱く、煮炊きによって酵素の活性が弱まるため、生食がお勧めです。また、すりおろすことで細胞膜が壊れて更に酵素が活性化するそうです。
これらの酵素成分は血行促進やデトックス効果もあります。
長芋で注目されるのはネバネバ成分です。ネバネバ成分は胃の粘膜を保護し、消化促進、腎機能と肝機能を高める効果があります。
風邪予防にも効果があるそうですから、これからおおいに食べましょう。
その他にも滋養強壮効果や血糖値の改善、便秘の解消などにも効果があると言われています。
栄養素として、長芋にはビタミンB・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKなどのビタミン類、そしてカリウムが豊富が含まれています。
長芋から作る生薬「山薬(さんやく)」は、山芋の皮を除いたものをそのまま、あるいは蒸したものを乾燥させもので、疲労回復、免疫力アップ、老化防止、そして糖尿病の改善などに効果が認められています。
中国の古書「神農本草経」にも山薬についての記載があり、虚弱体質を補い、胃腸の調子をよくし、暑さ寒さに耐え、耳や目をよくし、長寿を保つとあるそうです。
朗報!今年の2月にテレビ朝日の番組「林修の今でしょう!講座」でも紹介されたそうですが、長芋に含まれる「ジオスゲニン」は、認知症の原因とされる脳に溜るアミロイドβを取り除く効果があるという研究結果が出たそうです。
認知症の予防・治療に期待できそうですね。
更に、「ディオスコリンA」という成分は体内に入ったウイルスに接触すると同時に破壊する働きがあるそうですから、インフルエンザ撃退に大きな効果があると言えます!
長芋の主な効能
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便秘改善
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精力強化
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元気回復
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老化防止
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血糖値の上昇を抑制
胃腸の健康、認知症対策、美肌、風邪の予防等に効果があります。
長芋の選び方
- 太さが均一で真っ直ぐなもの
- ずっしりとした重さを感じるもの
- 表面にハリのあるもの
長芋と山芋(大和芋)
長芋に似たものに「山芋」がありますが、山芋も長芋も「ヤマノイモ科」に属する芋類です。
いずれも栄養価に大きな違いはなく、粘りの強さと味わいが違います。山芋は粘りが強く、甘みがありますが、長芋は粘り気が少なめで淡白な味わいです。
コロナ感染について
自分の免疫力を高めるのが唯一の感染・発症を防ぐ方法です。
心配するより、免疫力を高める方法を日常にとり入れて日々実践していきましょう。
皆さん元気でコロナ禍を乗り越えましょう。
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