― 韓国のSOさんの投稿です —
秋空の美しい日に、木に実る色づいた柿を見ると故郷の風景が懐かしく目に浮かんできます。
11月6日撮影(日本）
日本では「柿が赤くなると医者が青くなる」という言葉がありますが、柿は秀でた効能を持ち、また栄養価も高い素晴らしい果物の一つです。
ビタミンA、Cが豊富な果物として知られている柿ですが、特に皮や葉にはミカンの30倍のビタミンCが含まれていることをご存じでしょうか？
韓国でも柿の葉のお茶は有名ですが、個人的には皮も一緒に使ってお茶にすることをお薦めします。
柿の葉で作ったお茶は、高血圧や動脈硬化予防のほか、潰瘍などによる内出血や痔の出血、鼻血、月経過多、眼底出血にも効果があるといわれています。
皮にはカリウムやタンニン（ポリフェノールの一種）が豊富に含まれています。カリウムはナトリウムを排出する効果があり、タンニンには血液中のコレステロールを下げて高血圧や心臓疾患、脳血管障害を予防する効果があります。
皮は乾燥させて、そのまま食べてもよいですし、漬け物にも利用できます。
［ 主な効能 ］
疲労回復
ニコチンを排出
腸内環境を整え、腸機能を改善
血液の循環をよくする
免疫力を高める /風邪予防
［ 適応症 」
呼吸器疾患
高血圧
心臓疾患
脳血管障害
老化防止
二日酔い（血液中のアルコール分を外へ排出）
等
秋の味覚を味わい、栄養を十分に摂って、美しい秋を健康に過ごしましょう。
文 by SO
付記 柿はトースターなどで過熱しても美味しくいただけます。
柿は過熱すると、含まれているギャバ（リラクゼーション効果、
血圧を下げる効果）やシトルリン（血管を拡張/冷え予防）が
3－5倍にふえるそうです。
SK
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