ヒメジョオン(姫女菀) キク科 カシヨモギ属
公園や道端に可愛らしいヒメジョオンの花を目にすることができる季節です。
細く小さな白い花びらと中央の黄色い部分が目玉焼きを連想させるので、韓国では鶏卵花(ケランコ)とも呼びます。
ヒメジョンは初夏の花で5月から8月に咲きます。ヒメジョンによく似た植物にハルジオン(春紫菀)があります。ハルジオンは名前からも分かるように春の花で4月から6月に咲きます。5月には一緒に咲いているので見分けがつきません。
見分け方:
●花の色: ハルジオンは開花期になるとピンクに変化する。
●花びら: ハルジオンの花びらは極細で、ヒメジョンの花びらはそれより太い。
●葉の付き方: ハルジオンは葉が茎を抱くようについているが、ヒメジョオンは葉が茎にちょんとついている。
●蕾: ハルジオンの蕾がうなだれているが、ヒメジョンの蕾はうなだれない。
●茎を折って茎の中身が空洞なのはハルジオン、中身が詰まっているはヒメジョン。茎をつまんでみると、 柔らかいかどうかで分かる。
抗酸化作用のあるポリフェノールがブルーベリーの2倍も含まれていて、老化防止にはとても効果のある薬草と言えます。
〔主な効能・効果〕
- 糖尿病 (血糖値を調節)
- 解毒作用
- 解熱作用
止血、胃炎、腸炎、消化不良、腸炎による下痢や腹痛、肝炎の改善、皮膚美容、老化防止、浮腫(むくみ)などに効果があります。
*歯が痛いときはヒメジョオンから汁をとり、歯磨きをすると痛みがなると言われています。
〔調理法〕
若芽や根はナムルや味噌汁に入れたり、和え物、お浸し、テンプラにして食べることができます。
花が咲き始めると苦味が増しますので、苦いのが苦手な方は早めに若芽を取って料理して下さい。
〔ヒメジョオンのお茶〕
花はさっと洗ってから日陰で2~3日乾燥させます。
お湯を沸かして注ぎ、お茶として召し上がってください。
姜顯奉氏
身近に見かける花や植物には、私達の健康を守り予防してくれるものがたくさんあります。
大自然に感謝です。
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