哲学を持つ

自分なりの哲学を持つ事は、大切な事だ。人の意見に惑わされず、自分の意志で行動する。
それが個性へと繋がる。

しかし、その哲学に説得力が無ければ、それは「頑固」に変わってしまう。
そして、自分の哲学は他人に押し付けるものでもない。それはもはや「個性」ですらなくなってしまう。

相手を認め、負けない様に努力をし、初めて哲学に説得力が出てくるのだ。

人はそれぞれ平等に同じ年月を過ごし、乗り越えて来ている。
どんな人にだって馬鹿に出来る要素なんて一つも無い。

それを認めて、その上で自分を誇れる様に努力を積み重ねる事が肝要なのである。

こう考える自分は、大人になったなーって思うよ。


高校生の頃は、なんの根拠も無く「自分は選ばれた人間だ」と信じ、先輩や先生すら心の中で見下していたもの。

「自分が特別だ」って気持ちはアーティストをやる以上、失ってはいけないものだが、理由無く他人を見下す癖はなんとか削れて良かったと思う。

ちなみにこの「特別だ」ってのは、必ずしも良い方向に「特別」ってわけじゃないんだ。





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