西ヌプカウシヌプリ | 独り言ちの山暦

独り言ちの山暦

「風の又三郎、又三郎、早く此さ飛んで来!」「この頂で赤道から北極までの大循環の自慢話を聴かせてくれ。」

 

     2020.10.17。

     穏やかな晩秋の一日。東大雪、然別湖の近くの西ヌプカウシヌプリを登った。

     東ヌプカウシヌプリには何年か前に一度訪れたことがあったが、この山は未踏で

     あった。

      駐車場には先行者が一台。3~4台は駐車可能のスペースに停めることができた。

      然別湖の紅葉目当ての車が目立つ。準備を整え9時26分に登り始めた。

       登山道は笹刈もなされ整備されていた。落葉樹林を過ぎカバ林を登り続ける。

       スタートから登りが続く。

        背後には十勝平野が広がってきた。

        遠くに阿寒の山も確認できた。

        穏やかだ。風もなく登山日よりである。

 

       Co1205のピーク。朽ちた標識の背後には東ヌプカウシヌプリ。

        ピークから一旦50mほど下り頂上へと登り返す。

        ナキウサギとの出会いが期待された岩斜面。残念ながらひとなきすら耳に

        することはなかった。ここには棲息していないのか?

        10時46分に頂上。

        何度も呟く。穏やかだ。この時期としては暖かい。

       山頂の周辺の木々が既に落葉し、然別湖を望むことができた。

      下山時間は50分。十勝平野に向かい足早に下山した。 

        10月の登山としては短調で穏やかな登山だった。それでも私たち以外

        に8人の登山者とあった。

        東ヌプリとあわせて登る方が多いのだろうか。

 

        帰宅途中で富良野マルシェに寄り「富良野ワイン」と「富良野チーズ」を

        買い求めた。何故かワインが飲みたいと、登山途中で思いついたか

        らだ。