誰かが言っていました。
「その道場の素晴らしさは黒帯を見たらわかる」
確かにそう思います。
しかし、その黒帯を育てた師範や先生の指導力を認めてくれる人は少ないです。
弟子や保護者から"この人で良かった"と感じてもらえるよう、指導にあたる人も立ち居振る舞いに気をつけなければなりません。
「あの道場へ行けば強くなれる」
「あの人に教われば強くしてもらえる」
それは違うと思います。
やはり本人の努力が一番大切であり、自分で考えて厳しい稽古へ向かえるように促す指導と環境作りを心掛けていきます。
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最近、老人(家族)の介護をしていて思います。
"やってもらって当たり前"ではないし、"やってもらって文句を言う"のは最低です。
自分も歳をとったとき、弟子たちに迷惑をかけることがないよう気をつけます。