型で戦う | 極真静岡本通道場ブログ

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静岡市で一番元気な空手道場!

蓮見先生曰く、

「東京オリンピックの形はキャンバスに絵を描くように美しかった。

しかし、本来の空手(護身)は泥沼を這いずり回り、敵を殺める技である」


◆◆◆


20年前、極真空手の選手は、「型はできません」と言っていました。

10年前、極真空手の先生は、「型も大事だよ」と教えていました。

現在、極真の道場では、"型が出来なければ空手ではない"と考えられています。


型がその人の歩んできた道だとしたら、型で一つの物語を観せられるくらいになりたいです。


ただ、型は作りすぎてはいけません。

“質素で落ち着いた趣”を「侘び寂」と言います。

観客や審判の目を意識しすぎると、技の緩急が度を超したものになります。

また、力みすぎると、居着いてしまいます。


組手が空手の命だとしたら、型は空手の魂。

型は魅せるより、空手の技量を高めるためにあるべきものです。