【2019年1月 インドセミナーにて】
人間として生まれてきたのに、毎日、食べて、便所で用を足し、寝て、起きるだけのこんなつまらない人生はないよ。
せっかく人間として生まれてきた以上は、自分の力を試してみる。出来るか、出来ないかはわからないけれど、全身全霊でぶつかっていくという気構えがなくては、成せることも成せない、生き甲斐もない。指を咥えて、他人を羨ましそうに見ていたり、不平不満、愚痴、妬み、嫉み、恨んで生きるほど人生は暇ではない。
心に志を持って、夢、理想、目標、ビジョンをしっかり抱き、それに向かって努力精進していくところにロマンがあるのではないか。と。
大山総裁は志の大切さを説いておられました。志は、人生の羅針盤で、その志を信念までに高めた時に、どのような困難、苦労があろうとも決して挫折しないで、目的地まで行くことができると。
せっかく人間として生まれ両親から命を授かったのに、自分を鍛えること、磨くこともせず、努力すること、力を試すことすらしない。はじめから諦めて、角が立たないように小さくなって生きるのも人生。しかし浩然の気の如く、志をしっかり抱いて、その志を実現しようと全身全霊で努力し、自分の無限なる可能性を信じて生きた人生の方が、どれほど気高く、価値あることでしょうか。